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【先物・オプション】逆指値の使い方(買い注文)

ケース1上昇トレンドに乗る「買い」の逆指値(新規建て注文)

直近の高値を上抜けるなど、買いシグナルが出たタイミングで新規買いしたい方は、逆指値の買い注文を出すとよいでしょう。

例えば、先物の場合、ボックス相場で揉みあっている時に、買いシグナルと想定する価格10,120円のトリガー条件で逆指値の注文を出しておけば、ボックス相場を上抜けた場合(10,120円以上になった時点)に、注文が自動的に執行されます。

価格が10,140円まで急騰した場合、忙しくて価格を見れなくても買いポイントを逃さずに注文できるのです。

ケース2「買い」の逆指値でリスク管理(決済注文)

売り建玉のリスクをコントロールする際も、逆指値の注文は有効です。

例えば、10,110円の先物売り建玉があるとします。価格10,120円のトリガー条件で逆指値の決済買い注文を出しておけば、価格が10,120円以上になった時点で、自動的に注文が執行されます。

忙しくて価格を見られなくても、損切りの買いポイントを逃さずに注文することが可能です。

<上記注文の入力方法>

ここがポイント

  • 逆指値は、設定した条件を満たした段階で取引所に発注する注文方法です。上記例では、10,120円という条件を満たした段階で10,130円の指値注文が発注されます。
  • 「成行」「指値」の選択ができますが、「成行」注文では思わぬ高値で約定することがあります。
  • 逆指値で注文の期間指定をする場合は「指値」しか選択できません。
  • 「指値」を指定した場合、株価が急騰した場合など、価格動向によっては約定できない場合もありますので、ご注意ください。
  • 指値の発注価格をトリガー条件と同値にすると、気配値が離れているような時に約定しない場合があります。指値の発注価格をトリガー条件より高めに設定しておいても、そのとき市場に出ている最も安い価格で約定します。この場合、10,120円で売り注文が出ている場合は10,130円の指値でも10,120円で約定します。
  • 終値で逆指値部分のトリガー条件に抵触した場合、逆指値注文が失効する場合があります。

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