証拠金維持率は建玉必要証拠金に対する実効証拠金の割合を示します。
証拠金維持率が100%を下回ると、新規注文を発注できなくなります。(決済注文の発注は可能です。)
証拠金維持率(%) = (実効証拠金÷建玉必要証拠金)×100
FX PLUSでは、お客様の損失を限定させるために「自動ロスカット制度」と「追加証拠金制度」を採用しております。 上記は、証拠金維持率がそれぞれ別に定められた基準に達したことを当社が確認した場合に、お客様のご意思にかかわらず建玉を自動的に反対売買するルールですので、証拠金維持率の推移にはご注意ください。
マネックス証券では、証拠金維持率が一定の基準以下になった状態を当社が確認した場合にお客様に通知する「アラート通知」を設けています。
通知があった場合には、必ずFX PLUS口座で証拠金維持率などをご確認ください。
当社から通知する「アラート通知」には、以下の種類があります。
詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
※「FX PLUS法人口座100」をご利用の場合は、プレアラート通知、アラート通知のみとなります。
FX PLUSでは、自動ロスカットを行う基準となる証拠金維持率(ロスカット率)を50%、60%、70%、100%の4段階から任意にお選びいただけます。
初期設定は100%に設定されています。
※2016年10月30日(日)に当社ロスカット水準を変更し、変更後は50%、60%、70%、100%のいずれかのみ選択可能となりました。2016年10月29日(土)時点で50%未満のロスカット水準を設定されていた場合、50%に設定変更されておりますのでご注意ください。
お客様の証拠金維持率が設定されたレベル以下になったことを当社が確認した場合、まず全ての新規注文が自動的に取り消されます。
それでも証拠金維持率が設定されたレベル以下である場合、お客様に通知することなく「自動ロスカット」が執行され、全ての未決済建玉が反対売買されることで自動的に決済されます。
自動ロスカットルールの詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
FX PLUSでは、一日の取引が終了した時点(NYクローズ)で証拠金状況を計測し、証拠金維持率が100%を下回っていた場合、追加証拠金が発生いたします。追加証拠金が発生した場合、翌取引時間開始後にメールやお知らせ欄にてご案内いたしますので、当社が定める期限(原則当日24時30分(※1))までに証拠金不足額(証拠金維持率100%)以上の追加証拠金をご入金いただくか、建玉を全部又は一部決済(以下「ご入金等」といいます。)していただく必要があります。(※2)
また、追加証拠金が一旦発生すると、その後の外国為替相場の変動により、証拠金維持率が100%を回復した場合も、追加証拠金のご入金等が必要になります。
当社が定める期限(原則当日24時30分(※1))までにご入金等がない場合は、保有する全ての建玉が反対売買にて決済されますので、自動ロスカットルールとあわせ、ご注意くださいますようお願いいたします。
(※1) 銀行非営業日にもFXの取引が行われる場合があるため(祝日)、追加入金などの期限が当日24時30分ではない場合があります。詳細は、下記リンク先にてご確認ください。
(※2) 「FX PLUS法人口座100」をご利用の場合、ロスカット水準が100%に設定されていることから、追加証拠金を設けておりません。
NYクローズ時点かを問わず、証拠金維持率が100%以下となった場合、ロスカットの対象となりますので、証拠金には余裕をもってお取引いただきますよう、お願いいたします。
実効証拠金は次の計算式で計算されます。
実効証拠金 = 評価証拠金 - 注文必要証拠金
約定した建玉を保有、維持するために必要な証拠金の合計額です。同一通貨ペアにおいて、売建玉・注文の合計数量、買建玉・注文合計数量を比較し、いずれか小さくない方の建玉・注文に対しての証拠金が必要となります。
実効証拠金が、ロスカット水準に基づいたプレアラート基準額に達したことを当社が確認した時点でプレアラート状態となります。
実効証拠金が、ロスカット水準に基づいたアラート基準額に達したことを当社が確認した時点でアラート状態となります。
実効証拠金が、ロスカット水準に基づいた自動ロスカット基準額に達したことを当社が確認した時点でロスカット状態となります。