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オープンレートの約定ルール

オープンレートの約定ルールについて

オープンレートとは、取引開始直後の、最初の提示レートのことをいいます。
FX PLUSでは月曜日は7:00、火曜日~金曜日は7:10(米国夏時間適用期間は6:10)から取引開始となりますが、お客さまが指定していた注文価格にオープンレートが達した場合、注文価格ではなくオープンレートで約定します。

指値注文におけるオープンレートの約定ルール

売決済注文の場合

(例) 米ドル/円92.00の買建玉1万通貨を93.00の売指値決済注文で発注
前営業日のクローズレート:92.50-52
翌営業日のオープンレート:93.50-52

オープンレートの93.50で約定
15,000円の利益

買決済注文の場合

(例) 米ドル/円93.50の売建玉1万通貨を93.00の買指値決済注文で発注
前営業日のクローズレート:93.50-52
翌営業日のオープンレート:92.48-50

オープンレートの92.50で約定
10,000円の利益

逆指値注文におけるオープンレートの約定ルール

売決済注文の場合

(例) 米ドル/円94.00の買建玉1万通貨を93.00の売逆指値決済注文で発注
前営業日のクローズレート:93.50-52
翌営業日のオープンレート:92.50-52

オープンレートの92.50で約定
15,000円の損失

買決済注文の場合

(例) 米ドル/円92.00の売建玉1万通貨を93.00の買逆指値決済注文で発注
前営業日のクローズレート:93.50-52
翌営業日のオープンレート:93.48-50

オープンレートの93.50で約定
15,000円の損失

IFD・IFDOCO注文におけるオープンレートの約定ルール

IFD注文やIFDOCO注文のように新規注文と決済注文がセットになっている注文の場合、オープンレートで新規指値(逆指値)注文が約定し、次のレートで決済逆指値(指値)注文が約定する場合があります。

(例) 米ドル/円92.50の新規買1万通貨の指値注文と92.00の決済売逆指値
注文のIFD注文を発注
前営業日のクローズレート:93.00-02
翌営業日のオープンレート:91.50-52

新規買指値注文が91.52で約定し、
決済売逆指値注文が91.50で約定
200円の損失

(例) 米ドル/円91.50の新規買1万通貨の逆指値注文と92.00の決済売指値
注文のIFD注文を発注
前営業日のクローズレート:91.00-02
翌営業日のオープンレート:92.48-50

新規買指値注文が92.50で約定し、
決済売逆指値注文が92.48で約定
200円の損失

IFD注文、OCO注文、IFO注文はいずれも指値注文、ストップ注文の組み合わせとなりますので、オープンレートの約定ルールが適用されます。

※上記例の損益にスワップポイントは含まれておりません。

注意事項

週末に発生したイベントリスクなどが原因で、週末と週初とのレートが大きく離れた場合には、逆指値注文がスリッページのため想定よりも損失が拡大した状態で約定したり、取引時間の開始直後に自動ロスカットが発生したり、場合によってはご入金いただいたご資金を上回る損失が発生する事態も想定されます。

週末に大きな為替相場の変動などが予想される場合は、保有されているポジションや発注済のご注文を見直したり、あらかじめご入金いただいてご資金に余裕を増やすなど、ご対応いただくことをお勧めします。

FX PLUSの取引システムでは、システムメンテナンス時間(※)を除き、注文のキャンセルや変更が出来ますので、ご指定レートの調整などにもご活用ください。
サービス時間外に注文出来ますか?

※ 日次のメンテナンス時間は標準時間の場合、午前6時55分~午前7時10分となります。(夏時間の場合午前5時55分~午前6時10分となります。) また、週次のメンテナンス時間は原則日曜日午前0時から午前6時までとなります。

臨時のシステムメンテナンスのご案内は、FX PLUSのお取引画面内の「お知らせ」や、マネックス証券のウェブサイトなどでご確認ください。