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決済建玉の指定方法

建玉を決済する時は、個々の建玉を選択する方法(個別決済)と、銘柄、売買区分などが同一の建玉を一括して選択する方法(一括決済)があります。また、一括決済では、建玉の決済株数と決済順位を指定することができます。
また、PTS信用では、東証とジャパンネクストPTSの2市場間での返済が可能です。

建玉一覧(返済・現引・現渡)から注文画面へ遷移

サブメニュー建玉一覧(返済・現引・現渡)をクリックし、信用建玉一覧から決済する建玉の取引指示のリンク(返済、現引、現渡)をクリックしてください。

決算する建玉の取引指示のリンクをクリックします。

「銘柄コード」、「建区分」、「期日」、「評価損益」、「建値」、「信用種別」で並べ替えをすることができます。
同一銘柄・同一信用種別で、東証とPTSの両方で約定がついた場合は、それぞれの市場で返済が可能になるため、建玉が集約されます。
市場は、「東証」「JNX」の順で表示されます。

建区分には、お客様の建玉の「買建(半年・制度)」、「売建(半年・制度)」、「買建(無期・一般)」、「売建(無期・一般)」、「売建(短期・一般)」、「買建(1D・一般)」、「売建(1D・一般)」、「売建(SP・一般)」の別を表示します。

注文方法の指定

次に注文方法を指定します。返済注文では、スタンダード注文の他に、執行条件や価格条件を細かく指定できる条件付注文を選択することができます。
返済建玉数を個別に指定する場合は、株数を入力いただくか、一括返済の場合は、「全」ボタンをクリックします。

東証のみの建玉であっても、SOR注文を指定することにより、ジャパンネクストPTSでの返済が可能となります。
なお、制度信用の建玉の場合、返済する市場においても制度信用銘柄となっている必要がありますのでご注意ください。
詳細は信用取引に関するルールをご確認ください。

信用取引に関するルール

初期設定は「SOR」にチェックボックスが入っています。返済数量を入力します。クリックすると、それぞれの条件に即した決済株数、決済順位が自動的に入力されます。建玉指定選択時に、建玉ごとに決済株数・決済順位を任意に指定できます。

決済順序はそれぞれ以下の優先順位となります。

  • 建日の新しい順 : [建年月日の新しい順] > [買建は建値の安い順、売建は建値の高い順]
  • 建日の古い順 : [建年月日の古い順] > [買建は建値の安い順、売建は建値の高い順]
  • 建値の安い順 : [建値の安い順] > [建年月日の古い順]
  • 建値の高い順 : [建値の高い順] > [建年月日の古い順]

ご注意

  • 注文時に選択した決済建玉指定は、変更できません。
  • 有効期間指定注文が翌日に繰越される場合、注文時に指定した建玉が繰越処理されます(「建日の新しい順」「建値の安い順」「建値の高い順」で発注している場合、新たに有利な建玉が発生していても、繰越処理時に決済される建玉の再設定は行われません)。
  • 決済順位を指定する場合、注文入力画面表示時点の建玉情報に対し、順位を指定します。訂正ボタンにより注文確認画面から入力画面に戻る場合、最新の建玉情報に対して再度順位の指定がされるため、当初入力時から建玉に変動があった場合は当初の決済順位と異なる建玉が選択される場合がございますのでご注意ください。
  • 約定明細画面において、建玉の決済順位が表示されます。決済順位を指定した建玉が分割約定した場合、同一の決済順位として当該画面に表記されます。

決済建玉を指定しない場合

返済数量欄に返済数量を入力します。
返済建玉を指定されない場合、建玉の決済順序は、「建日の古い順」となります。

信用取引ヘルプ