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現渡注文

信用取引では、証券会社からお金(信用買いの場合)か株式(信用売りの場合)を借りて取引を行うため、必ず返済する必要があります

返済の方法として、「反対売買による返済」と「現渡(げんわたし)による返済」のどちらかを選択することができます。

信用売りをしている状態

方法1 反対売買による返済

建玉の反対売買(買戻し)を行い返済する方法で、買戻し時の株価によって損益が異なります。

売建て金額 - 買戻し金額 = 損益

方法2 現渡(げんわたし)による決済

建玉と同じ銘柄の現物株を持っている場合に、現物株を差し出すことで返済する方法です。

保有している現物株で返済し、
売建て金額を受け取る

ここがポイント

  • 現渡の場合、注文を出すときの時価には関係なく、建値(信用売りしたときの株価)で計算されます。そのため、注文時には株価を入力する必要はありません。
  • 現渡を行った時点で、信用売りした際の売却代金から評価損益と諸経費を合算した額を受け取ることになります。

信用取引ヘルプ