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制度信用と一般信用の違い

取引時には、「制度信用取引」「一般信用取引」のいずれかを選択する必要があります。
マネックス証券の一般信用取引には、返済期限が無期限の「無期限信用」、返済期限が15営業日の「短期信用」、返済期限が当日中の「ワンデイ信用」「スペシャル空売り」があり、「無期限信用」を「無期限」、「短期信用」を「短期」、「ワンデイ信用」を「1D」、「スペシャル空売り」を「SP」と表記しております。

  制度信用取引(半年期限) 一般信用取引
概要 証券取引所または日本証券業協会の規則によって決済(弁済)の期限や品貸料の金額が一律に決められている信用取引 決済の期限及び品貸料の金額等を、投資家と証券会社との間で自由に決定できる信用取引
対象銘柄

制度信用銘柄のみ

※ 国内上場銘柄のうち、一定の基準を満たした銘柄

買方:ほぼ全銘柄
売方:当社が選定した銘柄

※ 権利処理等に伴い、決済期日を設ける場合がある

※ 当社事由により、翌営業日以降強制決済する場合がある

返済期限 新規建玉日から6ヶ月後の応当日まで
※1、2
無期限:返済期限なし
短期:15営業日
1D・SP:新規建当日 ※2
新規売り できる(ただし「スタート信用」除く)
※ 新規売りは、貸借銘柄のみ可能
できる(ただし「スタート信用」除く)
信用金利 買方金利 …年利 2.80%
売方金利 …年利 0.00%
買方金利 … (無期限)年利3.47%
(1D)年利1.80%
売方金利 … 年利 0.00%
信用取引貸株料 年利1.15%(信用売りの場合のみ) (無期限)  年利1.10%
(短期)   年利3.90%
(1D・SP)  年利1.80%
※いずれも信用売りの場合のみ
※約定代金が100万円以上の場合、1D・SPにおける信用取引貸株料は無料となります
※SPには別途スペシャル空売り料がかかります
逆日歩
(品貸料)

株式を空売りする場合に手数料が発生
信用買い:受け取れる場合がある
信用売り:支払う場合がある

建玉に対する品貸料(逆日歩)について教えてください。

対象外

制度信用は、こんな時に使おう!

  • 売りから入る「空売り」をしたい
  • 6ヶ月以内に決済する
  • 一般信用で対象外の銘柄を「空売り」したい

一般信用は、こんな時に使おう!

  • 制度信用銘柄にはない株式を売買する
  • 6ヶ月以上、長期保有する可能性がある
  • 逆日歩コストを気にせず「空売り」したい
  • コストを抑えて日本株のデイトレードをしたい

<制度信用銘柄の確認方法>

株価照会画面に「信用・貸借銘柄」と記載されていれば、制度信用取引の対象銘柄です。
「信用・貸借融資銘柄」と記載されている銘柄は、制度信用取引の信用買いはできますが信用売りを行うことができません。
(貸借銘柄以外の銘柄でも、一般信用の新規売り対象銘柄となっている場合、信用売りが行えます。)

  • ※1 応当日がない場合はその月の末日、応当日が休日の場合はその前営業日が決済期日になります。
  • ※2 上場廃止・株式併合・合併・株式交換・株式移転等があった場合は、当社が定める期日を返済期限(信用期日)とすることがあります。また、一般信用取引の場合、上場型新株予約権の割当や「分割比率が非整数倍(1:1.2、1:1.5など)」の株式分割が実施される場合、原則、決済期日が設定されます。
    ただし、分割比率が非整数倍の株式分割と併せて「単元株数の変更(減少)」が行われ、割り当てられる新株式が保有建玉数に関わらず変更後の売買単位で割切れる場合は、原則、決済期日の設定は行われません。
    また、上記以外の事由であっても、当社事務手続上の制約等により、当社の定める決済期日へ繰上げとなる場合があります。

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