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連続注文ルール

連続注文画面より子注文を発注される場合は、以下のルールについてご理解・ご了承いただいたうえで注文いただきますようお願いいたします。

お客様からの発注

連続注文となる「子注文」は、お客様が指定された最初のご注文である「親注文」の全部または一部が未約定の状態であるときに発注できます。

連続注文の発注に関する制限事項

  • 「子注文」の受付はインターネットからのみとなります。携帯端末・電話(オペレーター)では受付けておりません。
  • 「子注文」では、執行条件や価格条件を選択できません。
    • 執行条件:寄付・引け・指成
    • 価格条件:先頭指値

    「リバース注文」の子注文に限り、執行条件(指成)を指定できます。

  • 「子注文」の有効期間は、「親注文」の有効期間の範囲でしか指定できません。
    また、「子注文」が成行の現物買い注文または現引注文の場合、当該「子注文」の有効期間は「当日中」のみとなります。

    プレクロージング(15:25~15:30)の時間帯は、「当日中」を指定した子注文の発注は行えません。

連続注文をご利用いただけない状況

  • 以下のような注文に対しては、「子注文」を発注することができません
    • 既に「取消済」、「失効」となった注文や、「予約済」の注文
    • 場中に訂正(価格変更・数量変更)を行った注文

      注文訂正日の引け後は、「子注文」が発注できるようになります。

    • 有効期間に「当日前場のみ」、「当日後場のみ」が指定された注文
  • 「子注文」も前金・前受制の対象となり、買付限度額・売却可能数量を超える注文は発注できません。

    ただし、買付限度額・売却可能数量は通常の注文と範囲が異なります。詳細は下記をご参照ください。

  • 一つの「親注文」に対して最大5本の「子注文」を発注することは可能ですが、複数の「親注文」に対する「子注文」は発注できません。(例:A銘柄とB銘柄が売れたら、C銘柄を買う、など。)
  • 「子注文」が未約定の状態であっても、当該子注文に対する「子注文」(「親注文」に対する「孫注文」)は発注できません。
  • 親注文と子注文が同一銘柄の場合、親注文の想定売却代金は子注文の買付代金に充当することができません。

注文の執行

  • 注文の予約状態である「子注文」は、前提となる「親注文」が全数約定した場合に限り、執行されます。

    内出来の状態では執行されません。

  • 「親注文」が取消・訂正・失効・エラー・有効期間切れとなった場合は、すべての「子注文」は執行されず効力を失います。

    「親注文」を取消・訂正される場合は、注文の取消・訂正指示を行った時点で「子注文」が取り消されます。(「親注文」の取消・訂正がエラーとなった場合でも「子注文」は取り消されます。

  • 「子注文」が当日の執行に間に合わない場合があります。
    (例)「親注文」が大引け間際に約定した場合など
  • 「子注文」の入力時点で「親注文」が全数約定した場合、当該「子注文」は直ちに執行されます。

「子注文」の買付限度額・売却可能数量等の増減

発注される「親注文」の取引区分により、「子注文」の買付限度額・売却可能数量等は、以下のとおり増減します。

「親注文」の
取引区分
「子注文」の
買付限度額
・現引可能額
「子注文」の
売却可能数量
(同一銘柄)
「子注文」の
新規建可能額
「子注文」の
返済可能数量
(同一銘柄)
現物買い ↑注文株数 × ×
現引 ↑現引株数 ×
現物売り ↑想定売却額
*1 *2
× ×
現渡 ↑想定売却額 *1 ×
信用新規 × × ↑注文株数
信用返済 × × ×
  • ↑↓:「親注文」の想定買付(現引)金額・想定売却(現渡)数量・想定建玉金額等が、「子注文」発注時にそれぞれ増減することを表します。
  • ×:「子注文」の買付可能額・売却可能数量・新規建可能額等が増減しないことを表します。
  • *1「子注文」が「親注文」と同一銘柄(リバース注文を含む)の場合:
    買付限度額・現引可能額は増加しません。(信用口座において、売却代金振替指定で保証金現金を選択時の代用評価額分を除く預り金も考慮)
  • *2「親注文」が現物売りの場合:
    「子注文」の発注時に「親注文」の想定売却額が以下のとおり増加します。

計算式

想定売却額
計算用価格×株数-手数料-消費税-譲渡益税
  • 執行条件・価格条件 計算用価格
    「指値」、「先頭指値」 指値価格
    「成行」、「指成」 制限値幅下限価格
    • 制限値幅下限価格
      当日の「ストップ安価格」を表します。

(例)

  • 「親注文」が現物買いで、「子注文」が同一銘柄の現物売り(リバース注文を含む)の場合:
    「子注文」発注時に当該銘柄の「親注文」の注文数量が売却可能数として増加します。
  • 「親注文」が現物売りで、「子注文」が他銘柄の現物買いの場合:
    「子注文」発注時に「親注文」の想定売却額が買付可能額として増加します。
  • 「親注文」が信用新規で、「子注文」が他銘柄の信用新規の場合:
    「子注文」発注時に「親注文」の想定建玉金額が減額されます。

連続注文に関するご注意

  • 「子注文」の執行は「親注文」の全数約定を当社がシステム的に判定した後に行われますが、当社はその執行時間を保証いたしません。
    執行時間が遅延したことにより、お客様に生じた損害について、当社の故意又は重大な過失に起因する場合を除き、当社はその責めを負わないものとします。
  • システム障害時には、「親注文」「子注文」が発注できない・執行されない・取消できないなどの状況となる場合があります。
    この場合には、当社の故意又は重大な過失に起因する場合を除き、お客様に生じた損害について当社はその責めを負わないこととします。