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想定買付金額とは

想定買付金額とは、注文成立時に必要になる可能性がある上限の金額を意味します。

指値注文の場合

ご自身で指定された金額×株数に手数料を加算した額が想定買付金額になります。

信用新規売りの場合、ストップ高と指値の金額の大きい方に株数を乗じて手数料を加算した額が想定買付金額となります。

成行注文の場合

考えていたよりも高い金額が想定買付金額として表示されているかもしれませんが、これは想定買付金額が制限値幅の上限(ストップ高)を基準に計算され、手数料も加算されているからです。

注文後にストップ高まで株価が上昇する可能性もあるため、その可能性上の上限金額を表示しております。注文が成立した際に実際に支払う金額は、取引が成立した株価をもとに計算されますので、通常は()想定買付金額以下になります。

まれに、3日間連続して売買が成立せず、最終気配がストップ高またはストップ安になる銘柄があります。その場合、特例として制限値幅が拡大されるため、「成行」及び「指成」の買い注文では想定買付金額を超える価格で約定する可能性もあります。

制限値幅の拡大

具体例 -成行の買い注文の場合

ストップ高312円に設定されている100株が230円で約定した

想定買付金額:
312円×100株+手数料(税抜)100円=31,300円
実際に払う金額:
(230円で約定した場合)
230円×100株+手数料(税抜)100円=23,100円
実際には、上記金額以外に手数料に対して消費税がかかります。

想定買付金額とは注文時に準備をしておくべき入金額のことで、実際の購入価格より高くなります。購入時に支払う金額は、取引が成立した株価をもとに計算されます。

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