若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。恥ずかしながら子供の頃、高校野球マンガの傑作『ドカベン』を読んでてポロポロ泣いてしまった覚えがあります、ぼすみんです。
物語終盤、主人公の山田太郎はドラフトの目玉に成長、プロ入りなら契約金1億は必至。その山田に敵意をムキ出しにするのが石垣島高のエース、具志堅。 「だいたいが気に入らねぇんだ1億円ってのが。そんなもんじゃねぇだろ、金の値打ちってのは」
ところがこの具志堅、登場からわずか10ページほど後にはあっさりと山田にサヨナラホームランを献上して轟沈!で、落涙の具志堅、
(う、嘘だ この野郎が1億円なんて嘘だ 俺たちは千円の金すら作るのに大変なんだ・・・それなのにこいつは・・・)
これ読んだ時、僕は悲しくなって泣きました。神も仏もないのか、と。水島新司大先生、なにも少年マンガでこんなヘヴィなシーン描かなくっても、と。
そんな僕も埋めようのない力の差を人に見せつけられたり、炎天下の肉体労働アルバイトで千円作る苦労を知ったりしながら大人になりました。その過程で人を羨んでも仕方ないこと、千円作る大変さが分かれば千円使う楽しさも分かること等を知りました。そんな今、あらためて思います。あのとき打たれた具志堅は今頃なにをやってるんだろ?と。
劇中では敗戦後、「やつを倒すまで野球に生きるぜ」と誓う場面があったので、続編の『プロ野球編』や『スーパースターズ編』に登場してもよさそうなもんですが、水島新司大先生もこんな端役キャラのことは知ったこっちゃなかったらしく、未だ登場の気配がありません。マンガの端役に感情移入するのもおかしな話ですけど、願わくば幸せな人生を歩んでいてほしいと思います。スーパースターになれなくたって、稼ぐために苦労しながら働く人生だって、楽しみ方はいっくらでもあるじゃないの!
バイト時代とは違い、今じゃエアコン完備のオフィスで働いてる僕ですが、千円作る苦労、お金の価値はずっと忘れずに行きたいと思います。また、そんな大切なお金をお預かりする会社で働いている以上、少しでもお客さまの期待に応えられるように頑張らなくちゃ!と思います。
(追伸)
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