若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。昨日7日は落雷による停電で、西武池袋線が5時間以上にわたって運転を見合わせたとか。一方、プロ野球ではかつて無敵を誇った西武ライオンズがまさかの最下位に低迷中。セイブ違いではありますが、本日は『西部戦線異状なし』の話にお付き合いください、ぼすみんです。
ドイツの反戦作家・レマルクが書いた『西部戦線異状なし』は、第一次世界大戦が舞台。主人公は若いドイツ兵ですが、彼もその仲間たちも母国のために自ら進んで命を賭ける・・・というタイプではありません。物資不足の中、いかに要領よく空腹を満たすかに腐心したり、理不尽なシゴキを繰り返す上官を闇夜に乗じて懲らしめたり。どこにでもいそうな、20歳そこそこの等身大の若者たち。
最前線で戦いを続けている彼らは、敵の兵士に憎しみを抱いているわけではありません。憎くもない相手と、なぜ命賭けで戦わなくちゃいけないのか?戦争があることで、どこかの誰かがトクしてるのか?・・・終わりの見えない戦いの中、今日も砲弾や銃弾、毒ガスや手榴弾が襲ってきます。親しかった仲間たちが一人また一人と戦死していきます。
もっとも印象深いのは、主人公が穴の中に身を隠していたところ、偶然滑り落ちてきたフランス兵をやむなく刺す場面。刺した後、この敵兵を必死に看病するも、時すでに遅し。主人公が良心の呵責に苦しむ中、フランス兵は息絶えてしまいます。フランス兵の所持品の中には、彼の妻や幼い娘の写真も・・・。主人公は彼の亡骸に対し、約束します。もし幸運にも自分が助かったら、君の生命を奪ったものと闘う、と。戦争は二度とふたたびあってはならない、と。されどなおも戦いは続き・・・。
これぞまさしく不朽の名作、『西部戦線異状なし』。ぜひとも読んでおきたい一冊です。
(追伸)
こちらもお読みいただけると幸いです。マネックス証券の公式 Twitter。
http://www.monex.co.jp/ServiceInformation/00000000/guest/G100/twitter/index.htm
マネックスからのご留意事項
「思春期証券マンのマネックス日記」では、マネックス証券でお取扱している商品・サービス等について言及している部分があります。
マネックス証券でお取引いただく際は、所定の手数料や諸経費等をご負担いただく場合があります。お取引いただく各商品等には価格の変動等による損失が生じるおそれがあります。また、信用取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引・取引所株価指数証拠金取引をご利用いただく場合は、所定の保証金・証拠金をあらかじめいただく場合がございます。これらの取引には差し入れた保証金・証拠金(当初元本)を上回る損失が生じるおそれがあります。
商品ごとに手数料等及びリスクは異なりますので、詳しくは「契約締結前交付書面」、「上場有価証券等書面」、「目論見書」、「目論見書補完書面」又は当社ウェブサイトの「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」をよくお読みください。