若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。12月といえばクリスマス。3つ年上の姉に「サンタなどいない!」とこの世の現実を突きつけられたため、サンタクロースを信じてたのは幼稚園まで、ぼすみんです。
そのサンタさんの故郷には複数の説があるようですが、もっとも有名と思われるのが「サンタクロース村」もあるフィンランド。アニメでもおなじみの『ムーミン』の故郷でもあるこの国、いかにも平和そうなイメージがありますが、実際に歩んできた歴史は超ハード。
それを象徴するのが「冬戦争」。1939年11月、隣国・ソ連はフィンランドへの侵略開始!これが原因で国際連盟を除名されたのもなんのその、近代装備で武装したソ連はどんどん攻めてきます。一方、守るフィンランド側は一世代前の旧式装備、兵士の軍服すら用意できないありさま。それより何より当時の人口2億人近いソ連と、350万人しかいないフィンランドの戦いです。これはもう誰の目から見ても大人と子供の戦い・・・。
それでも祖国防衛に燃えるフィンランドは、スキーで移動する兵士たちの活躍などで「雪中の奇跡」と呼ばれる大健闘。あんま知られてないけどスキー兵が使ってた竹製ストックは日本からの支援物資だ!氷点下40度という寒さでソ連側に凍死者が相次いだこともあり、当初3日で終わると思われた戦いは3ヶ月半もの長丁場に。しかし、やはり多勢に無勢でフィンランドはついに講和。ソ連に国土の約1割を割譲します。
ところがフィンランド国民の受難はここで終わってくれません。ソ連の脅威を抑えてくれるなら、ってな感じでドイツと親しくしたのが運の尽き。独ソ戦では中立でいるつもりだったのにフィンランド領内が戦場となってしまい、1941年からまたまたソ連との「継続戦争」に突入!
3年にもわたる戦いの後、もう戦争はこりごりって事でソ連と休戦協定を結びますが、一難去ってまた一難。今度は領内に居座るドイツ軍を追い出すため、「ラップランド戦争」に!・・・フィンランドの一連の不幸はすべてソ連に侵攻された所から始まってるように思うのですが、当のソ連はフィンランドにしっかり賠償金を請求していますから、まことにもって恐るべし。
さて、フィンランドでもう一つ思い出すのが子供の頃に再放送をよく見てた、世界名作劇場のアニメ『牧場の少女カトリ』。同じシリーズの『赤毛のアン』や『あらいぐまラスカル』のような知名度こそないものの、頑張り屋カトリのひたむきさが光る一作。確かカトリの母親が出稼ぎ先から帰れなくなった原因が第一次世界大戦。するとアニメ終了後の世界、冬戦争が起こった頃のカトリは30歳前後といったところか。カトリやペッカは大丈夫だったかな?
(追伸)
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