若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。「下院選挙に不正があった!やり直せ!」とロシアで反政府デモが拡大してますが、プーチン首相は「再選挙はしない」と主張。来年3月に迫った大統領選の行方に注目、ぼすみんです。
さて、来年2012年は世界的な選挙イヤー。前述のロシアのほか台湾では1月に総統選がありますし、フランスは4月、アメリカは11月、韓国では12月に大統領選。中国でも新たな国家主席が選出されますし、世界が大きく動く1年になるかもしれません。
選挙は民意を反映すると言いますが、正しく反映された民意ゆえか?はたまた制度上の問題でキチンと反映されてなかったのか?時としてアッと驚くような結果が出ることも。
アメリカでは1964年に人種差別を撤廃する「公民権法」が制定され、法の下では皆さん平等に。しかし、いつの世にも法を守らない人はいるもので、ジョージア州アトランタでレストランを経営していたレスター・マドックスは肌の色が違うお客さんをピストルで脅し、追い返します。
「この店にはおめえらに食べさせる物なんてない、出てけ!」
とやっちゃったんでしょうか、公民権法違反で巨額の罰金を課せられます。
ところが彼のもとには人種隔離主義者たちから続々と激励の手紙が届き、余勢を駆ったマドックスは66年のジョージア州知事選に立候補。差別根絶に動いてた時計の針を逆回転させるかのような力技でこれに勝利、知事に就任!・・・公民権法の下でみんな仲良くって時にこれですから、全米に与えた衝撃は果たしていかほどか?
ちなみにこの時の選挙でマドックスに敗れた候補の一人が、後にアメリカ大統領になり、今世紀に入ってノーベル平和賞も受賞したジミー・カーター。カーターは71年から4年間にわたりジョージア州知事を務め、
「人種差別の時代は終わった!」
と高らかに宣言しますが、この時の副知事がマドックス。水と油というか丸っきり正反対の主張をしてたこの2人、普通に考えて物凄くギクシャクした関係になりそうですけど、実際のところどーだったんでしょうか?
それはさておき、各国の指導者が続々と代わるかもしれない来年の選挙。自分が投票できるわけじゃないので、せめて行方をしっかり見守りたいと思います。ハイ。
(追伸)
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