脱獄王

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

脱獄王

こんばんは。続報が気になるのは広島刑務所の脱走事件。『アルカトラズからの脱出』や『パピヨン』『大脱走』など映画の脱走モノは好きですが、ホントに受刑者が野に放たれるのは勘弁、ぼすみんです。

日本で受刑者が脱走したのは22年ぶりとのことですが、歴史を遡ると幾度も脱獄に成功した剛の者もいたようで、「昭和の脱獄王」と呼ばれた白鳥由栄(しらとりよしえ)もその一人。

実に4回もの脱獄に成功したこの男、人並み外れた怪力のうえ、自らの関節を外すことで狭い隙間も通り抜けられる軟体人間。初めての脱走は1936年、拾った針金で牢の合鍵を作って青森刑務所から逃亡。2回目は42年、ブリキ片を加工して即席のノコギリを作り、天窓を壊して秋田刑務所から脱走。3回目は44年、重さ20キロもの手錠&足錠をかけられ、犬のように食器に顔を突っ込んで食事を取る状態ながら、口に含んだ味噌汁で根気良く金属を腐食させる仰天手法で網走刑務所を脱獄。4回目は47年、床板を壊して手と食器で土中を掘り進み、札幌刑務所から脱走!

そりゃあ昔の刑務所は今ほど堅牢じゃなかったから・・・などと言うなかれ。脱獄を繰り返したことで看守から物凄く警戒されていたにも関わらず、なおもその上をいき続けた点はやはり驚異。それにしてもこのバイタリティーがあれば真面目なお仕事しててもさぞや大成したでしょーに、つくづく残念。なお、最後は府中刑務所で模範囚になったとか。

興味深いのは、この脱獄王を支えた信念が「人間の作ったものは必ず壊せる」というものだったところ。これを転じて人間の作るものに完璧はない、人間のなす事には必ず隙がある・・・と考えると説得力に満ち満ちて、なんとも含蓄深いお話に。このたびの広島刑務所脱走事件も、改修工事における一瞬の隙をついての出来事だったと聞きます。油断大敵!節約、節約で財布の紐を締め続けてるぼすみんですが、これからは気持ちの方もしっかり引き締めていきたい次第です。ハイ。

(追伸)

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http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G907/sec/index.htm

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