チャンドラ・ボース

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

チャンドラ・ボース

こんばんは。源義経は生き延びてチンギス・ハーンになった。明智光秀も生き延びて天海僧正となり、徳川家康の参謀役を務めた。西郷隆盛も生き延びてロシアに渡った。ロマノフ王朝の皇女・アナスタシアは処刑を逃れ、ホームレスとして生き延びた。自殺したのはヒトラーの影武者で、本物は南米で生き延びた・・・。荒唐無稽な話と知りつつもこの手の俗説は大好き、ぼすみんです。

さて、こうした生存説の中でも比較的信憑性が高く、一概に俗説と切り捨てられないのがインド独立の立役者、チャンドラ・ボースの生存説。ボースは日本との関係が非常に深く、その遺骨が眠っているとされるのは東京・杉並の蓮光寺。インド国会議事堂に飾られている3枚の写真は右がガンジー、左がネルー、真ん中はボースってほどで、インド史では絶対欠かせない大英雄。

祖国解放に燃えるボース、第二次大戦中は日本と手を組んでイギリスに対抗。しかし頼みの綱の日本が降伏、大戦終結。米英vsソ連という冷戦の到来を予見したボースは終戦からわずか3日後の1945年8月18日、滞在先の台湾からソ連を目指します。今後はソ連に反英運動の協力を求めようとしたわけです。ところがこの飛行機(日本軍の爆撃機)が離陸に失敗、ボースは台北で48年間の人生に幕を閉じた・・・とされています。

だけどこの事故、かなり不可解。8月18日といえば占守島とかで日ソがまだ交戦していたはずで、そんな中、日本軍の飛行機でソ連へ交渉に行けるものか?この事故で亡くなったはずの日本人同乗者たちがその後も生存していた、なんて話もあります。そうなりゃイギリスの糾弾を避けるために「死を装った」と考えたくなるのも至極当然ってなもんで。

インドでは未だ多くの人が「チャンドラ・ボース生存説」を信じてるようで、インド政府は真相を究明すべく今世紀に至るまで複数回にわたる調査を実施!その中には「死因は不明ながら、死亡していることは確実。ただし飛行機事故は偽装されたもので、東京・蓮光寺の遺骨は別人」なんて玉虫色の報告も。

本当は一連の謎について僕独自の大胆仮説を書きたかったんですけど、根拠に乏しいこと書くとボース、じゃなくてボス(上司)に叱られちゃうのでこのへんで。

(追伸)

インドの英雄についてのお話だったので、本日はこちらをご案内。

【投資信託特集】インドに投資するファンドをご紹介。

http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2012/news1203_30.htm

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