ツキ

こんばんは。本日の日経平均の終値は144円安の8,295円63銭で、年初来安値を更新。TOPIXの終値に至っては13.42ポイント安の695.51ポイントで、実に1983年12月以来、29年ぶりの安値水準。こんな日は決まって胃がキリキリ痛む、ぼすみんです。

ここで思い出すのが主婦業のかたわらデイトレードに励んでいる、大学時代のクラスメイト。彼女が取引してるのは株式ではなくFXですが、旦那さんが稼いだお金を軍資金にせっせと売買。気になる投資成果の方は、彼女自身の自己申告によると、なかなかの好成績とか。

専業主婦トレーダーが珍しくないこの頃ですが、学生時代は極度の活字嫌いで情報収集源はテレビのみ、異様なまでに政治・経済に疎かった彼女が今やデイトレーダーとは、正直驚きを隠せません。しかしそれ以上に驚いてしまうのが、何ごともツキの有無だけで結論づけてしまう、彼女の二元論的な投資哲学。

「きのう負けたのは、運が悪かったから。きょう勝てたのは、運が良かったから。ツキは回るものだから、負けが続いててもそのうち勝てるでしょ。どーせ難しいこと考えてもよく分かんないし。アハハハハ」・・・彼女に大切な資産の運用を任せている旦那様は、物凄くスケールの大きな人物に違いない。

なんでもツキのせいにしちゃうのはアレですが、彼女のポジティブ思考、悪い事があってもパッと気持ちを切り替える前向きさは見習いたいと思ったのも事実。彼女はあえて「ツキがなかった」と割り切ることでストレスを断ち切り、精神的動揺からくる誤った判断を未然に防止、さらなる悪循環を防いでいるのかもしれません（あくまで好意的に解釈すれば、ですけど）。

先月5月21日の金環日食に続き、本日6月4日は部分月食。今夜は月でも見ながら、ツキについて考えてみようかな。

（追伸）

その彼女、もちろん運頼みだけじゃなく、情報収集もそれなりにやってる模様。効率的な情報収集にお役立てください、「経済指標アラートメール」。

http://www.monex.co.jp/Etc/00000000/guest/G903/invest/index_alert.htm-----
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