食の歴史

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

食の歴史

こんばんは。メロンパンなら毎日食べても飽きません。どちらかと言うとお米よりもパン派、ぼすみんです。

小さな記事ですが、今朝の日経新聞に『食事の節約志向が低下』という記事がありました。今年7月に行われた消費者動向調査によると、食事で「経済性」を重視する人は33.4%で、半年前の39.3%から低下。景気回復への期待からか、安さよりも美味しさ、安全性などを重視する人が増えてる模様。

僕は舌が肥えてないので食に対するこだわりはほとんどありませんが、世界各地の食文化、昔の食生活などには非常に興味あります。そんな僕が面白いと思った本がこれ。『図解 食の歴史(高平鳴海著・新紀元社)』。

かまど登場以前の調理事情、メソポタミアの煮出しドリンク、エジプトで食べられていた野菜と果物、ローマではワインに水とアスファルトを混ぜた、ガリア戦記に見るカエサルの食糧調達、大航海時代の船上での食事、足軽たちの食糧事情・・・等、等、等。サブタイトルを見ただけで思わず読みたくなる話の計111連発で、とても読みやすいうえ楽しめました。

とりわけ興味深かったのは、ドイツで起こった三十年戦争(1618~1648年)における「都市を食い潰して進む軍隊」の話。進撃する大規模な傭兵団、現代と違い食糧を輸送する自動車もない時代なので、食べ物は基本的に現地調達。行く先々で食糧を略奪し続けるわけですが、こんな連中に村を荒らされた現地住民たちはたまったものではありません。食べ物を根こそぎ奪われて地域社会は完全崩壊。現地住民は食べていくため、やむなく村を荒らした傭兵団にくっついて行きます。自らも略奪傭兵団の一員となり、次の村から食糧を奪い取ることにするわけです。

かくして傭兵団は現地住民を次々吸収、巨大化を続け、数万から数十万人規模まで肥大。食べ続けるためにひたすら進撃を続けるしかない、本末転倒というか不毛すぎる略奪共同体・・・。

本を読んで感じたのは、三食欠かさず食べることができる現代社会のありがたさ。日々の食事、あらためて感謝しながら食したいと思います。ハイ。

(追伸)
食にまつわる話題だったので、本日はこちらをご案内。
「第2弾!【高級神戸牛】プレゼントキャンペーン!」
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2013/news1309_04.htm

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