「知る、好く、楽しむ」

シブサワ・アンド・カンパニー渋澤健が綴る「オルタナティブ投資」の世界。「オルタナティブ投資」が目指す絶対的収益の根源とは?(現在は更新しておりません)

「知る、好く、楽しむ」

昨日のマネックス資産運用フェアでは2000人以上の方々が出席いただきましたが、スペシャルセミナーの演壇の席からは個人投資家の皆様の熱意をビンビン感じとることができました。いや〜熱かったです。どうもありがとうございました。

 数年前と比べると一般投資家の間で投資教育への意欲は素晴らしく発展しています。日本の間接金融時代の「お任せ主義」から直接金融時代の「自己責任主義」への意識改革は、今まで地下に眠っていたマグマのようです。

 やはり、このような時代の展開では物事を知ることが、まず大事です。きちんと物事について知らないと、まさに「自己責任」で自分が想定していなかった費用や損失を負う恐れがあります。

 ただ、知ることより大事なことがあります。それは、物事を好きになることです。

 投資という行為をそもそも好きでなければ、いくら知識や理屈を得ても、あまり意味がありません。何故かというと、それは行動に移らないからです。行動に移らない知識は、役に立たない燃料と同じです。

 一方、やはり人間は嫌いな物事、無関心な物事と比べて、好きな物事になるとステップが軽くなります。投資は、何らかの行動を取ることが必要です。単にお金を銀行に預けることだけではありません。

 ただ、好きであることより大事なことがあります。それは物事が楽しいことです。

 単に好きだけであれば、何かの困難や苦痛と対面したときに挫折してしまうかもしれません。「ああ、必ず儲かると思ったのに、損をしてしまった。やっぱり、投資は難しいから、もう良いや」と投げ出してしまうのであれば、本当の投資の妙味を味わうことができません。

 一方、人間は物事が楽しいと感じていると、仮に困難に対面しても、それを困難と思わず、苦痛も苦痛とは思いません。常にわくわくしているから、どのような環境に置かれても好奇心は刺激され、その好奇心が行動の持続につながります。本当に楽しければ、その物事に没頭していますから、挫折するという考えさえ頭を横切ることはないでしょう。

 投資を、このように楽しむことができれば、機関投資家ではまったく歯が立たないぐらい個人は投資の妙味である長期投資が実施できます。個人はわくわくできますが、機関はできません。だって、お仕事だから。

 だから、知ることは大事。でも好くことはもっと大事。更に楽しむことはもっと、もっと大事。これは決して現代っ子の軽々しい愚かな現象ではありません。二千五百年ぐらい昔の思想家であった孔子が残した論語から、実は引用したものですから。

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