「老後資金」は自分で準備する時代

人生にはお金が必要ですが、その中でも最もお金がかかるのが、『老後』です。老後は誰にでもやってくるもの。今まではそのお金を年金や退職金で賄うことができました。しかし、少子高齢化が進む日本において、年金制度はあまり当てにはできません。
これからは老後資金は、国や会社に頼るのではなく自分で備えなければなりません。



銀行預金だけでは必要なお金は手に入らない

将来に備えて着々と預金を積み立てている人がいます。
確かに早くから貯金すれば、それだけ残高は積みあがっていきます。でも、そのスピードで大丈夫でしょうか?
72を運用利回りで割ると、現金が2倍になる年数が分かる
『72の法則』というのがあり
低金利が続く日本では、銀行の普通預金は0.1%以下。
0.1%としても倍になるのにかかる年数は、
72÷0.1=約720(年)
これでは老後には間に合わないのです。

72の法則


銀行預金だけでは必要なお金は手に入らない

自分の資産を預金に置いておくのは、経営者が社員に仕事をするな!と言っているのと同じこと。もっとお金に働いてもらいましょう。下記の表の通り、分散投資をすることで年平均7%のリターンを実現できています。

各資産と分散投資の年間リターンとリターンの平均

各資産と分散投資の年間リターンとリターンの平均

※12ヶ月ローリングリターンから算出。
取引費用・税金は考慮せず。
日本株式:東証一部上場銘柄の時事総額加重指数のトータル・リターン
日本債券:野村BPIのトータル・リターン
外国株式:MSCIコクサイのトータル・リターン
外国債券:1984年以前はイボットソン・アソシエイツ外国債券ポートフォリオ、1985年以降はシティグループ世界国債(除く日本)のトータル・リターン
流動性資産:有担保コール翌日物
分散投資の構成比率は、日本株式20%、日本債券20%、外国株式30%、外国債券10%、流動性資産20%

出所:『預金じゃイヤだけど投資はコワイボクの”負けない”人生戦略』P.154

年平均7%で運用できれば、10年で資産が倍増する計算になります。(72÷7=10.28・・・年【72の法則】)。投資ですから計画通りに資産が殖えるとは限りませんが、長期分散投資という手法であれば、個別銘柄への集中投資と比べ、リスクを抑えることができます。このように、お金に働いてもらうことが、老後資金の問題を解決する唯一の方法と言ってもよいのです。

100万円を年率7%で運用するとこんなに殖える



投資は社会に貢献するお金の活用術

投資の利益を『あぶく銭』と卑下する人がいますが、投資されたお金は社会で有効に使われれば世の中の役に立ちます。世の中の便利な商品を生み出す会社は株主からの資金がなければ存在しえません。つまり、投資は世の中を良くする社会貢献になっていると言えるのです。

投資は社会への価値提供をサポートする



リスクをとらないのがリスク

投資にはリスクが伴います。だからと言って、預金は安全でしょうか?確かに元本保証されているかもしれませんが、預金にも2つのリスクがあります。

リスク1 インフレ
モノの値段が上昇するインフレ(インフレーション)が起こった場合、お金の価値が減ってしまうというリスクがあります。インフレ前に100万円で買えたものがインフレ後は100万円では買えなくなります。同じ100万円でありながら、お金の価値がインフレ後は減ってしまうのです。元本保証の預貯金は通帳に記載される数字としての元本は減らないかもしれません。しかしインフレが起こった場合、実質的な価値が目減りするリスクを抱えていることになります。

リスク2 『円安』 円安になれば輸入している商品の価格が上がります。例えば、100ドルの輸入品は1ドル=100円なら10,000円ですが1ドル=150円になると15,000円に値上がりしてしまいます。円安は輸入品の価格を押し上げるのです。
自国の通貨(日本人の場合は円)だけで資産を保有すると、円安の時円資産の価値が落ちることを避けるためには、資産の一部を外貨で保有することが安全策といえるでしょう。
いずれにせよ、預金だけに資産を集中させると、こんな2つのリスクを持つことになってしまうのです。



お金に働いてもらうためにまず始めたいこと
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