
あけましておめでとうございます。
旧年中は格別のご高配を賜り、心より感謝申し上げます。
2017年は、アメリカのトランプ大統領就任や北朝鮮問題など波乱の幕開けとなりましたが、後半は、次第に世界的にリスクに対する感覚が減退し、NYダウ平均株価は史上最高値を更新、日経平均株価は16連騰後に26年ぶりの高値をつけるなど、マーケットに活気が満ち溢れた1年となりました。
私たちは、日本の株式市場は大きな転換点を越えたと考え、昨年の10月に、「日経平均3万円への道」を正式に発表しました。長期投資をしていくためにも、トレーディングをするためにも、市場の長期的な方向性がどこにあるのかを考えることは、極めて重要なことです。
私たちは以下に挙げるような様々なサービスの開発や導入に取り組んで来ましたが、上記のような「マーケットをどう見るか」を考え、お客様皆様と共有していくことにも、引き続き力を入れていきたいと存じます。
2017年の主な当社の取り組み:
- 信用取引手数料の大幅な引き下げを実施
- 業界最速の発注スピードを達成した日本株取引ツール「トレードステーション」に、SNSの情報をトレーディングに活かせる機能を追加するなど、機能面を拡充
- 圧倒的なサービスを誇る「米国株取引サービス」専用スマートフォンアプリの提供を開始
- 国内ETFを対象とした新しいタイプのロボアドバイザーサービス「マネックスアドバイザー」の提供を開始
- AI技術を活用して、月次レポート「MONEX AIレポート」の配信、AIがFXのトレーディング技術向上を支援する「トレードカルテFX」の提供開始を発表
- プロ仕様のファンダメンタルズ分析を無料で提供(「銘柄スカウター」)
昨年10月に、私はマネックスの第二の創業を宣言しました。
ビットコインを始めとする仮想通貨、ブロックチェーン、機械学習。テクノロジーの進化は凄まじい速さで起きています。
その中で、それらの流れに乗るだけではなく、自らが流れを作っていきたい。
そのような決意で2018年に取り組み、お客様が求めるものを追究し、実現してまいります。
本年もマネックス証券を何卒よろしくお願い申し上げます。
平成30年元旦
マネックス証券株式会社 代表取締役社長