【AIレポート3月】相場は二番底を探る展開。押し目買いポイントか

マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。

AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。

株式会社Good Moneyger(グッドマネージャー) 

Good Moneyger A.I.インデックスは、欧州が下落。米国、日本、新興国は回復。米国長期金利の上昇に身構えつつ、米国株式相場は二番底を試す展開。AIの分析では、株式の買いを検討しても良いサインが見えているが、北朝鮮問題、トランプ大統領発言、3月下旬に控えるFOMCなど、イベントに左右されやすい市場であることには要注意。

今後1ケ月の世界動向の天気予報マップ

日本と米国の降水確率は低下し、晴れとなっている。先月より見通しが改善している。

天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。

Good Moneyger A.I. 合成インデックス(以下(GM AIインデックス))

GM AIインデックスは、米国、日本、新興国が改善。欧州は下落。AIの分析では、2月上旬の下落に次いで、現在が二番底であると示唆されている。

(%)AIインデックスの高値からの下落率

地域 地域偏差値 コメント
米国 58(+2) GM A.I.インデックスは2ポイントの改善。金利上昇に怯える状態は続いているが、金利の上昇が許容できるレベルで済めば、今が二番底となり押し目のポイントと考えることができる。但し、北朝鮮、トランプ発言、FOMCなどのイベントリスクに左右されやすい点には注意が必要。
日本 56(+3) GM A.I.インデックスは3ポイントの改善。相場の反発が期待される局面ではあるが、黒田日銀総裁が金融緩和の出口戦略に触れたことで円高が進み、相場の戻りが鈍い。
欧州 56(-1) GM A.I.インデックスは1ポイントのマイナス。経済は堅調だが、相場は小休止。総選挙の結果、イタリアは急進的な政権が樹立される見通しであるものの、現在のところ経済に与える影響は軽微か。
新興国 55(+2) GM A.I.インデックスは2ポイントの改善。
新興国経済は堅調に推移。但し、低ボラティリティの適温相場が終焉を迎え、相場のリスクが高まりつつある今、新興国への選好の陰りも考えられる。

括弧内は前月比

地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。

Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。

Good Moneyger A.I. によるアセットスコア一覧

(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)

今後1ケ月の世界の相場の「天気予報」は概ね晴れであり、原則として株式の好パフォーマンスが期待できるフェーズ。AI分析からすると、2月上旬の急落に続き、現在は二番底を探す展開と考えられるため、押し目買いのタイミングと考えられる。
但し、イベントに左右されやすい相場環境であるため、何らかのイベント、高官発言などには注意深く対応する必要がある。

  米国 欧州 日本 新興国
株式
債券 -
REIT - -

オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。

天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。

本情報は2018年3月7日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。

新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。

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