【AIレポート5月】引き続き株式相場はリバウンド期に

マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。

AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。

株式会社Good Moneyger(グッドマネージャー) 

Good Moneyger A.I.インデックスは引き続き全世界で悪化。世界で新型コロナウイルスの感染者数が400万人を超え、勢いは衰えない。ただ、中央銀行の金融緩和によって株式市場はリバウンドが起きている。ボラティリティも低下しつつあり、株式市場はいったん底入れしたと考えられる。5~6月までは緩やかな上昇トレンドに入ると考えられる。

今後1ケ月の世界動向の天気予報マップ

先月と降水確率は同じ。全地域で雨の確率は比較的高く、相場が崩れやすい状況は先月から変わらず。

天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。

Good Moneyger A.I. 合成インデックス(以下(GM AIインデックス))

GM AIインデックスは全地域で下落。特に新興国の下落が大きい。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)

(%)AIインデックスの高値からの下落率

地域 地域偏差値 コメント
米国 31(-3) GM地域偏差値は3ポイント悪化。4月の失業率は14.7%となり、世界恐慌以降最悪となった。本格回復の時期によって経済はさらに悪化するため、予断を許さない。ただ、FRBのゼロ金利政策と債券買い入れによって一旦は相場がリバウンドを見せている。
日本 24(-7) GM地域偏差値は7ポイント悪化。新型コロナウイルスの新規感染者数の爆発は避けられているものの、緊急事態宣言が延長され、引き続き経済にマイナスとなる状況は変わらない。ウイルス騒動が落ち着くまで経済の停滞は免れないが、株式相場は一旦リバウンド局面に入ったか。
欧州 43(±0) GM地域偏差値は横ばい。欧州では新型コロナウイルスの新たな感染例と死亡者数が減少傾向にある。ロックダウンも徐々に解除されており、最悪期は脱しつつある。
4-6月の成長率は大幅マイナス見通し。7-9月以降、徐々にリバウンドしていくと思われるが、2020年通年ではマイナス成長見込み。
新興国 20(-12) GM地域偏差値は12ポイント悪化。中国はコロナの影響から脱し、急速な経済回復見通しを強調。ただし、インドでは新規感染者の増加に歯止めが掛からず、全土ロックダウンを延長。ブラジルでも感染者増が止まらない。南半球はこれから冬に向かうが、新型コロナウイルスに季節性があるのかどうか、冬になると状況が悪化するのかどうか、重大な関心事になっている。

括弧内は前月比

地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。

Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。

Good Moneyger A.I. によるアセットスコア一覧

(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)

今後1ケ月の世界の相場の「天気予報」は良くない。すっきりと晴れるエリアはないが、米国、欧州、日本の株式相場はいったん底入れしたか。AIスコアリングでは先進国の債券と株式を推奨。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)


  米国 欧州 日本 新興国
株式 ×
債券 - ×
REIT - -

オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。

天気予報が「晴れ」となる場合は、原則として景気が拡大している状況にあるため、株式などのリスクアセットのパフォーマンスが期待できると考えられる。天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。

本情報は2020年5月11日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。

新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。

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