【AIレポート7月】NASDAQなどの新興市場は引き続き堅調

マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。

AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。

株式会社Good Moneyger(グッドマネージャー) 

Good Moneyger A.I.インデックスは引き続き全世界で改善。世界で新型コロナウイルスの脅威は続いているが、FRBを中心とする各国の金融緩和や、NASDAQに代表されるように、コロナを追い風に事業を伸ばすIT系企業などが株式市場を牽引。このトレンドは7月も継続するものと考えられる。

今後1ケ月の世界動向の天気予報マップ

日本、米国で先月よりも降水確率は若干改善。

天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。

Good Moneyger A.I. 合成インデックス(以下(GM AIインデックス))

GM AIインデックスは全地域で改善している。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)

(%)AIインデックスの高値からの下落率

地域 地域偏差値 コメント
米国 35(+2) GM地域偏差値は2ポイント改善。GAFAやNetflix、Microsoft、Zoomなど、コロナ禍をビジネスチャンスに変えている企業への期待が高く、米NASDAQ市場は連日のように高値を更新している。これから始まる4-6月期決算説明会で経営者が出す将来見通しによって新たな相場トレンドが生まれる可能性がある。
日本 37(+7) GM地域偏差値は7ポイント改善。コロナで注目を集めるバイオ関連株、リモート勤務、リモート診療などの関連株が多いことから東証マザーズ指数が強い(ただし、さすがに過熱感が強まり、足元は調整色が強い)。日銀短観を見ると、企業は「最悪期は過ぎた」と感じているようである。
欧州 48(+3) GM地域偏差値は3ポイント改善。欧州委員会は2020年のユーロ圏実質GDPが前年比8.7%減になるとの見通しを示し、5月公表の7.7%減を下方修正。各国が導入したロックダウンの影響が想定以上となる見込み。ただ、徐々にロックダウンが解除されており、これから本格的な経済回復が待たれる。
新興国 30(+5) GM地域偏差値は5ポイント改善。新型コロナウイルスの流行、それに伴い需要が減退した原油や資源の産出国通貨の下落などによって、投資家はリスク回避の動き、すなわち新興国売りが優勢な状況にある。唯一、感染収束が見え始めた中国の株式相場が力強さを取り戻している。

括弧内は前月比

地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。

Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。

Good Moneyger A.I. によるアセットスコア一覧

(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)

今後1ケ月の世界の相場の「天気」はすっきりとしない部分もあるが、株式は引き続きチャンスが出てきている。AIスコアリングでは先進国株式、先進国債券、日本株式を推奨。その他には、ハイイールド債券や、中国株式にもチャンスの芽が出ている。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)

  米国 欧州 日本 新興国
株式
債券 -
REIT - -

オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。

天気予報が「晴れ」となる場合は、原則として景気が拡大している状況にあるため、株式などのリスクアセットのパフォーマンスが期待できると考えられる。天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。

本情報は2020年7月10日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。

新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。

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