マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。
目次
AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。
Good Moneyger A.I.インデックスは全世界で改善。世界的なリスクオン相場が続いている。2021年は、ワクチンの普及によりコロナウイルスが収束に向かう中、株式相場は堅調に推移する可能性が高まっている。
降水確率は前月と同じく、おおむね晴れの予報。
※天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。
GM AIインデックスは全世界で改善。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
(%)AIインデックスの高値からの下落率
地域 | 地域偏差値 | コメント |
---|---|---|
米国 | 45(+3) | GM地域偏差値は3ポイント改善。新型コロナウイルスの1日当たり新規感染者数が減少傾向。新規感染者数は依然高水準にあるが、ワクチンの接種が進む2021年中頃にはコロナの収束が見えてくると思われ、相場環境が急激に悪化するリスクは和らいだと言える。 |
日本 | 51(+4) | GM地域偏差値は4ポイント改善。時短営業や不要不急の外出自粛の影響を受けた業態は大幅に減少している。ただし2020年春の前回緊急事態宣言時と比べると、財・サービスともに変化は小幅に留まるとみられ、世界的なリスクオン相場の流れもあり、株高の状態が続いている。 |
欧州 | 55(+1) | GM地域偏差値は1ポイント改善。2021年1-3月期もマイナス成長になる公算が大きく、ユーロ圏経済は2020年上半期に次いで2四半期連続のマイナス成長、つまり再び景気後退に陥るとみられる。もっとも、ワクチン接種が広範囲に普及し、人々の生活が徐々に日常を取り戻していけば、ユーロ圏経済は歪なW字回復を辿る可能性が高い。 |
新興国 | 42(+3) | GM地域偏差値は3ポイント改善。インドは国内のワクチン接種が開始され、経済正常化の期待が高まったことや、米新政権への期待に対する世界的な株高も追い風となり、過去最高値を更新。中国も景気回復を示唆する経済統計を受け、高値を推移。 |
※括弧内は前月比
地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。
Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。
(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)
今後1ケ月の世界の相場の「天気」は、株式、特に新興国株に魅力がある。株式市場は引き続き堅調な推移となる見通し。 (本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
米国 | 欧州 | 日本 | 新興国 | |
---|---|---|---|---|
株式 | 〇 | 〇 | 〇 | ◎ |
債券 | △ | △ | - | △ |
REIT | 〇 | - | 〇 | - |
※オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。
※天気予報が「晴れ」となる場合は、原則として景気が拡大している状況にあるため、株式などのリスクアセットのパフォーマンスが期待できると考えられる。天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。
※本情報は2021年2月10日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。
※新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。
チーフ・ストラテジスト 広木隆の相場観
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」(三菱UFJ国際投信)
<ファンドの特長>
・日本を含む先進国および新興国の株式市場の値動きに連動する投資成果をめざします。
・MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックス(配当込み、円換算ベース)に連動する投資成果をめざして運用を行います。
・原則として、為替ヘッジは行いません。
詳細・お申込みはこちらから
「フィデリティ・USリート・ファンド B(為替ヘッジなし)」(フィデリティ投信)
<ファンドの特長>
・マザーファンドを通じて、主に米国に上場している不動産投資信託(REIT)に投資します。
・ファンドの配当利回りがベンチマーク以上となることを目指します。
・為替ヘッジはありません。
・Aコース(為替ヘッジあり)へのスイッチングが可能です。(NISA口座についてはスイッチングのお取扱いはありません。)
詳細・お申込みはこちらから
「野村Jリートファンド」(野村アセットマネジメント)
<ファンドの特長>
・わが国の金融商品取引所に上場(これに準ずるものを含みます。)されているREIT(不動産投資信託)(「J-REIT」といいます。)を実質的な主要投資対象とします。
・J-REITへの投資にあたっては、個別銘柄の流動性、収益性・成長性等を勘案して選定したJ-REITに分散投資を行ない、高水準の配当収益の獲得と中長期的な値上がり益の追求を目指して運用します。
詳細・お申込みはこちらから
このほかにも、マネックス証券では、さまざまなファンドを取り揃えております。
また、運用実績(パフォーマンス)、コストや商品の独自性等、定量・定性の両面から評価し厳選した「セレクトファンド」を公表しています。ぜひ、ご覧ください。
株式会社Good Moneygerからのご留意事項
情報提供に関するご留意事項
投資信託取引に関する重要事項
<リスク>
投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。<手数料・費用等>
投資信託ご購入の際の申込手数料はかかりませんが(IFAを媒介した取引で購入される場合を除く)、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の基準価額に最大計1.2%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。また、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率2.38%(税込2.618%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。なお、IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引から投資信託を購入される際は、申込金額に対して最大3.5%(税込3.85%)の申込手数料がかかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「IFAコースの手数料」をご確認ください。<その他>
投資信託の購入価額によっては、収益分配金の一部ないしすべてが、実質的に元本の一部払い戻しに相当する場合があります。また、通貨選択型投資信託については、投資対象資産の価格変動リスクに加えて複雑な為替変動リスクを伴います。投資信託の収益分配金と、通貨選択型投資信託の収益/損失に関しては、以下をご確認ください。