マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。
目次
AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。
Good Moneyger A.I.インデックスは米国で改善する一方、新興国が大幅悪化。新興国は、中国でのコロナ感染再拡大や、ウクライナ情勢に伴う物価高などが足かせ。米国も金融引き締めのペースが加速する見通しであり、世界的に景気拡大ペースが鈍化する可能性が高い。
降水確率は新興国で大幅に悪化。先進国は大きな変化はなし。
※天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。
GM AIインデックスは米国が改善する一方、新興国は大きく下落し、日本も悪化。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
(%)AIインデックスの高値からの下落率
地域 | 地域偏差値 | コメント |
---|---|---|
米国 | 61(+4) | GM地域偏差値は4ポイント改善。FRBがインフレ抑制に注力し、金利上昇局面に。金利上昇局面は成長株のパフォーマンスが期待しづらい。ただ、すぐに景気後退期に突入するわけではない。 |
日本 | 55(-2) | GM地域偏差値は2ポイント悪化。ウクライナ情勢等が影響し、業況感は冴えない。業種によって景況感は大きく異なり、自動車や小売りなど、原料高が販売価格に転嫁できており、当面は安定した業況が予想される業界を狙うことが望ましい。 |
欧州 | 55(±0) | GM地域偏差値は横ばい推移。ウクライナ、情勢が物価高を促進。消費者マインドは大きく悪化している。消費者信頼感指数は、コロナ第1波時の2020年4月以来の急低下。今後しばらくユーロ圏の経済は停滞する可能性が高い。 |
新興国 | 40(-7) | GM地域偏差値は7ポイント悪化。中国でコロナ感染が再拡大しており、ゼロコロナの言葉の元、ロックダウンの影響が出ている。広くインフレも進んでおり、インフレの克服が課題。インドは景気拡大局面であったが、インフレ率も高まっており、インフレが進行している。4月の金融政策会合では、金融引き締め方向に変更する可能性が高いと思われる。 |
※括弧内は前月比
地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。
Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。
(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)
今後1ケ月の世界の相場の「天気」は、米国株式、日本株式、先進国REITが堅調な推移となる見通し。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
米国 | 欧州 | 日本 | 新興国 | |
---|---|---|---|---|
株式 | 〇 | △ | 〇 | △ |
債券 | △ | △ | - | △ |
REIT | 〇 | - | 〇 | - |
※オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。
※天気予報が「晴れ」となる場合は、原則として景気が拡大している状況にあるため、株式などのリスクアセットのパフォーマンスが期待できると考えられる。天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。
※本情報は2022年4月8日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。
※新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。
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