マネックス証券は、株式会社Good Moneygerによる人工知能(AI)を活用し作成した月次レポートを2017年4月より提供しています。
目次
AI(人工知能)を用いてマーケットを分析し、世界主要地域の見通しを視覚化し分かりやすく把握できるレポートを提供します。世界の景況感を天気予報形式で表現し、それぞれの地域の景況感を偏差値で算出した上でアセットクラス(株式・債券・REIT)への投資スタンスを「◎・○・△」の3段階でスコアリングします。
Good Moneyger A.I.インデックスは米国を除き改善。ウクライナ問題やFRBの金融引き締めなどの要因で、米国ハイテク株を中心に世界の株式市場が軟調に推移している中、相対的に日本株に妙味が出てきている。
降水確率は米国でやや悪化。新興国は改善に向かう。
※天気図に付随する数値は「降水確率」。月初よりも月末の方が相場環境が良くなる確率が高ければ、降水確率は低下する。反対に、月初よりも月末の方が悪化する確率が高ければ、降水確率は上昇する。
GM AIインデックスは日本、新興国で大きく改善。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
(%)AIインデックスの高値からの下落率
地域 | 地域偏差値 | コメント |
---|---|---|
米国 | 60(-1) | GM地域偏差値は1ポイント悪化。金融引き締めに伴う金利上昇圧力等を受け、株式市場が軟調に推移。ただし、金融引き締めが進むなかでも米景気は底堅く推移する見込みで、相場が暴落する可能性は低い。 |
日本 | 58(+3) | GM地域偏差値は3ポイント改善。米国株式市場の下落や中国経済の減速懸念を嫌気して株式市場は軟調。ただし、2022年1-3月はコロナ感染急増を受けマイナス成長が予想されるものの、4-6月以降は感染状況改善や経済対策効果を背景に、プラス成長に転じる見通し。 |
欧州 | 56(+1) | GM地域偏差値は1ポイント改善。ロシアに対する経済制裁がユーロ圏経済にネガティブに働くとの観測や、インフレ抑制のためECBの金融政策正常化が前倒しで進むとの見方から、株式相場は軟調。ただし、低い失業率など、コロナからの景気回復基調は変わらず、景気減速は一時的。 |
新興国 | 44(+4) | GM地域偏差値は4ポイント改善。中国でロックダウンが嫌気され、上海総合指数、香港ハンセン指数ともに下落。ただし、景気対策を発動するとみられ、2022年後半の景気は持ち直す見込み。 |
※括弧内は前月比
地域偏差値とは:GM A.I.インデックスを点数化して表現したデータで、高ければ景況感が良いことを示す。
Good Moneyger A.I. 合成インデックスとは:世界各国の主な経済指標および、株価指標、債券価格、長短金利、ボラティリティ等をAIを活用して合成した独自指標。
(GM A.I.インデックスに基づいた景況感に合わせ、各資産のパフォーマンスを分析。)
今後1ケ月の世界の相場の「天気」は、日本株式、日本REITが堅調な推移となる見通し。(本レポートの記載内容はレポート提供元株式会社Good Moneygerの見解となります。)
米国 | 欧州 | 日本 | 新興国 | |
---|---|---|---|---|
株式 | △ | △ | 〇 | △ |
債券 | △ | △ | - | △ |
REIT | △ | - | 〇 | - |
※オススメ度合いを、◎、○、△にて表現(◎が良い)。-(ハイフン)表示は本分析の対象外。
※天気予報が「晴れ」となる場合は、原則として景気が拡大している状況にあるため、株式などのリスクアセットのパフォーマンスが期待できると考えられる。天気予報が「曇り」となるような場合、その後景気拡大が見込まれるか、景気減退が見込まれるかによって、株やREITか、債券か、期待できるアセットクラスが異なる。天気予報が「雨」などの場合、A.I.インデックスの分析では、債券など相対的に低リスクアセットのパフォーマンスが安定する傾向にある。
※本情報は2022年5月10日時点のデータを基に解析、作成したもので、今後1ケ月程度の見通しを記載。
※新興国の対象地域は、MSCI エマージング・マーケット・インデックスの対象地域です。
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