ホーム > 最新情報 > コラム・レポート > コラム・レポート一覧 > トレードステーション利用術(16)仮想通貨による資金調達手法「COMSA」

トレードステーション利用術(16)仮想通貨による資金調達手法「COMSA」

2017.09.04

フィスコリサーチレポーターとして各種レポート執筆やセミナーイベントに登壇している馬渕磨理子氏が、トレードステーションの便利な利用方法やオリジナルの活用方法をお届けします。旬なテーマも盛り込まれ、日々のトレードや銘柄探しにも役立つ内容です。

皆さま、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーターの馬渕磨理子です。

『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』と題して、私が普段のトレードで使っている分析ツール「トレードステーション」について、その活用方法を、様々な投資情報も交えながらお話しする連載です。今回、私が注目したフィスコアプリの記事は「ICO(仮想通貨による資金調達手法)「COMSA(コムサ)」が新たなテーマに」というものです。

●「COMSA」が新たなテーマに

仮想通貨への注目度が日に日に増していますね。そんな中、仮想通貨を用いた資金の調達方法として行っているICO(Initial Coin Offering)が話題になっています。気になっている方も多いと思いますので、分かりやすくお伝えできたらと思います。ICOとは、企業や組織が独自の仮想通貨(トークン)を発行し、一般の人から広く資金を募る資金調達の方法です。仮想通貨取引所Zaifを運営し、プライベートブロックチェーン技術mijinを開発するテックビューロは、企業のICOによる資金調達と、既存アセットのトークン化、仮想通貨取引所などをワンストップで提供するICOソリューション「COMSA(コムサ)」を発表しています。世界に目を移すと、ブロックチェーン業界では、2017年6月の時点で過去12ヶ月間のICOが、ベンチャーキャピタルによるそれを大幅に上回る水準と伝えられています。ICOソリューション「COMSA」には、今後も注目が集まりそうです。また、COMSAプロジェクト自体も、CMSというトークンのセールを2017年10月2日14時(日本時間)に開始すると発表しており、このトークンセールに参加を希望する登録者数は8月19日ですでに5万人を超えているようです。

●COMSAとは

COMSAは、企業向けにICOによる資金調達をサポートするプラットフォームです。企業が仮想通貨(現状は、流動性の高いビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、ネム(XEM))により投資家から資金を募集します。企業は、その募集により集められた仮想通貨をテックビューロが運営しているZaif取引所で日本円に交換します。それにより企業は資金調達が可能となります。また、既存ビジネス上の強みやサービスを活かした企業独自のコインを発行し、そのコインを購入した人は、その企業のサービスを受けられる制度などもあります。これが企業トークンという概念です。資金調達から企業トークンの発行、サービス提供の一連の流れをワンストップのソリューションとして提供できるプラットフォームがCOMSAです。法務サポートも含めて、実ビジネスでのブロックチェーン技術導入を一からサポートするスキームです。

●仮想通貨とICOトークンへの直接投資を開始した企業も

テックビューロを中心として設立されたICO協議会は、ICOプロジェクトの誘致のほか、今後のICOや同業界についての協議を行うとのこと。主な協議会メンバーとなる企業へは「COMSA」関連として注目が集まることになりそうです。なお、日本テクノロジーベンチャーパートナーズ(NTVP)と、ABBALab(アバラボ)、フィスコの3社は8月10日、日本の投資ファンドとして初となる、仮想通貨とICOトークンへの直接投資を開始したと発表しています。フィスコは、傘下のグループ会社を通じて仮想通貨専門の投資ファンド「フィスコ・クリプトカレンシー・ファンド(仮称)」を10億円規模で組成し、ビットコインをはじめ、ネムなど新興仮想通貨、「COMSA」におけるICO案件に直接投資する予定と発表しています。また、eラーニング学習ソフトウェア等を提供するアイスタディは、この仮想通貨専門の投資ファンドに出資を検討することを発表しています。

●代表的なCOMSA関連銘柄

そこで、COMSA関連銘柄をフィスコアプリで調べてみたところ、下記の銘柄が代表的とみられます。カイカ<2315>※マネックス証券社内規制銘柄(信用新規売停止・増担保率50%)、フォーサイド<2330>※マネックス証券社内規制銘柄(信用新規売停止、日々公表銘柄)、アイスタディ<2345>、シンワアートオークション<2437>、マーチャント・バンカーズ<3121>、VOYAGE GROUP<3688>、ロックオン<3690>、リアルワールド<3691>、GMOペイメントゲートウェイ<3769>※マネックス証券社内規制銘柄(信用新規売停止、貸株注意喚起)、インターネットイニシアティブ<3774>、さくらインターネット<3778>※マネックス証券社内規制銘柄(信用新規売停止、貸株注意喚起)、フィスコ<3807>、オウケイウェイヴ<3808>、リミックスポイント<3825>※マネックス証券社内規制銘柄(信用新規売停止)、アイリッジ<3917>などが挙げられています。

●トレードステーションで銘柄ピックアップ

ここからはトレードステーションが活躍する場面です。私は、これらの銘柄を全てトレードステーションに登録しています。トレードステーションの銘柄ボード機能「レーダースクリーン」に上記の銘柄群を登録したあと、チャートで各銘柄をチェックするのがオススメです。

ではまた次回をお楽しみに。

これまでの『馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術』はこちら(フィスコページへ)


馬渕磨理子さんプロフィール

認定テクニカルアナリスト(CMTA®)、公共政策修士
京都大学公共政策大学院で、法律、経済学、行政学、公共政策を学び、修士過程を修了。
現在は、法人の資産運用・管理を行い、そこで学んだ財務分析・経営分析を生かしフィスコリサーチレポーターとして、個別銘柄の分析を行っている。また、テクニカル分析をメインとした為替相場が得意である。
大学時代は、国際政治学を専攻し、ミス同志社を受賞している。
公式Twitter
公式ブログ

「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStationGroupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子氏の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

情報提供に関するご留意事項

本情報は、マネックス証券株式会社(以下「当社」といいます)が信頼できると考える情報源から提供されたものですが、当社はその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。本情報は有価証券やデリバティブ取引等の価値についての判断の基準を示す目的で提供したものではなく、有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。本情報に含まれる過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
本情報は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。
当社は本情報の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。なお、本情報は当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

一覧ページに戻る