ホーム > 最新情報 > コラム・レポート > コラム・レポート一覧 > トレードステーション利用術(53)マイナンバーカード人気の第2波到来に期待

トレードステーション利用術(53)マイナンバーカード人気の第2波到来に期待

2019.07.02

フィスコリサーチレポーターとして各種レポート執筆やセミナーイベントに登壇している馬渕磨理子氏が、トレードステーションの便利な利用方法やオリジナルの活用方法をお届けします。旬なテーマも盛り込まれ、日々のトレードや銘柄探しにも役立つ内容です。

●マイナンバーカード人気の第2波到来に期待

6月4日に首相官邸でデジタル・ガバメント閣僚会議が開催され、マイナンバーカードの普及に向けた総合的な対策が決まりました。

マイナンバー関連と言っても、ソフト販売、システム開発、システムインテグレータ、セキュリティ、マイナンバー関連のサービスを展開しているなど、セグメント化でき、切り口は様々ですので、銘柄ごとに何を得意としているのかを見分ける必要がありそうです。

2021年3月から健康保険証として使えるように、2022年度中に全国ほぼ全ての医療機関が対応できるよう国がシステム整備を支援するほか、2021年分の確定申告からはカードを使って簡単に医療費控除の手続きもできるようになります。

マイナンバーカードの機能アップは医療・納税分野だけでなく、2020年度からはカードに電子マネーを貯めて買い物が可能となるほか、国からポイントの還元が受けられる仕組みも導入されます。マイナンバーカードの普及に向けて国家・地方公務員は2019年度中にカードを取得するよう促す計画も推進するようです。そのため、マイナンバー関連に付随するサービスを展開できる企業を見ていくと広がりがありそうです。

2017年のマイナンバーカード導入では、その前後に株式市場の有力テーマとなりました。今回、マイナンバーカードの機能拡充が動き出したことで、「マイナンバーカード人気の第2波到来」が期待されます。そこで、関連の銘柄を見てみましょう。

●マイナンバー関連のサービスを展開している銘柄

ミロク情報サービス<9928>は、働き方改革やIT導入補助金等の分野、経費精算、勤怠管理等の業務を効率化するクラウドサービスやクラウド型会計・給与サービスにおいて、顧客ニーズに即した機能改良等を行っています。なかでも、マイナンバーに関わる業務を効率化したいという企業ニーズを反映した管理システムを拡販している点が強みだと言えます。5月10日に決算発表をしていますが、19.3期の売上高は前期比13.5%増の313.17億円、営業利益は同15.2%増の51.67億円、経常利益が同14.2%増の50.56億円となっております。

●セキュリティ系のマイナンバー関連銘柄

マイナンバー関連では情報セキュリティの問題が焦点となりやすく、技術的な対応が必要となってくることから、マイナンバーの管理・セキュリティ対応で実績豊富であるラック<3857>も注目です。5月13日に決算発表をしましたが、19.3期経常は24.1億円になり、20.3期は前期比4.9%増の25.30億円に伸びを見込んでおり、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しです。

また、サイバーセキュリティソフトの開発、販売に強みを持っているFFRI<3692>※日証金:貸株注意喚起銘柄・新規売建停止・現引停止は、同社製品「FFRI yarai」が徳島県のネットワークに導入されています。「FFRI yarai」は未知のウイルス検知に強いヒューリック技術を駆使した自社開発のセキュリティ製品で、徳島県ではマイナンバーへの対応が必要な県庁総合ネットワーク計5,200台に導入されています。

●その他のマイナンバー関連銘柄

グループ企業がマイナンバーカードを使ったネット投票システムをつくば市に提供しているパイプドHD<3919>や、データヘルスに強くマイナンバーと医療の紐付けでメリットを持つデータホライゾン<3628>、マイナンバー対応のソリューション手掛ける都築電気<8157>などが挙げられます。

今後は、マイナンバー関連の銘柄ごとの選別が進むと思われます。

馬渕磨理子さん作成ワークスペースをダウンロードいただけます!

馬渕さんがピックアップした銘柄を挿入したワークスペースをダウンロードいただけます。トレードステーションを利用されている方は、ダウンロードするだけですぐに分析が可能です。ぜひご利用ください。

※ワークスペースのご利用にあたっては、トレードステーションの最新版にアップデートを行ってください。

ではまた次回をお楽しみに。

馬渕磨理子さんプロフィール

認定テクニカルアナリスト(CMTA®)、公共政策修士
京都大学公共政策大学院で、法律、経済学、行政学、公共政策を学び、修士過程を修了。
現在は、法人の資産運用・管理を行い、そこで学んだ財務分析・経営分析を生かしフィスコリサーチレポーターとして、個別銘柄の分析を行っている。また、テクニカル分析をメインとした為替相場が得意である。
大学時代は、国際政治学を専攻し、ミス同志社を受賞している。
公式Twitter
公式ブログ

「馬渕磨理子が実践!トレードステーション利用術」は、米国TradeStationGroupが開発したトレーディングツール「トレードステーション」の日本語版(マネックス証券が提供)を馬渕磨理子氏の見解で注目し、コメントしたものです。開発会社や日本語版提供会社との見解とは異なる場合があります。

情報提供に関するご留意事項

本情報は、マネックス証券株式会社(以下「当社」といいます)が信頼できると考える情報源から提供されたものですが、当社はその正確性や完全性について意見を表明し、また保証するものではございません。本情報は有価証券やデリバティブ取引等の価値についての判断の基準を示す目的で提供したものではなく、有価証券の購入、売却、デリバティブ取引、その他の取引を推奨し、勧誘するものではございません。本情報に含まれる過去の実績や予想・意見は、将来の結果を保証するものではございません。
本情報は作成時現在のものであり、今後予告なしに変更または削除されることがございます。
当社は本情報の内容に依拠してお客様が取った行動の結果に対し責任を負うものではございません。銘柄の選択、売買価格などの投資にかかる最終決定は、お客様ご自身の判断と責任でなさるようにお願いいたします。なお、本情報は当社の事前の書面による了解なしに転用・複製・配布することはできません。内容に関するご質問・ご照会等にはお応え致しかねますので、あらかじめご容赦ください。

一覧ページに戻る