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SPAC銘柄

SPAC銘柄の概要や当社で購入する場合の注意事項などについて説明いたします。

概要

SPAC(スパック)とは、Special Purpose Acquisition Companyの略で、「特別買収目的会社」のことです。
本発行体自体では事業を行なわないため、「白紙小切手会社」(Blank Check Company)とも呼ばれ、投資家から資金調達を行うことを目的に株式市場に上場し、未上場企業を買収・合併することを目的にしています。
また、そのSPAC(Special Purpose Acquisition Company)が事業会社と合併し、一連の取引を完了することをDe-SPACといいます。

SPAC設立、上場:設立者が自己資本を投じてSPAC設立、上場。買収:投資家からお金を集め、買収。被買収企業が上場企業に:事業を営む被買収企業が存続会社になる。

当社で取扱中のSPAC銘柄の確認方法

当社で取扱いしておりますSPAC銘柄の一覧は、以下のウェブサイトの検索窓に”ブランクチェックカンパニー”と入力して確認することができます。

米国株現物取扱銘柄

SPACがDe-SPACしたら

SPACは、事業会社と合併し、一連の取引が完了すると、通常、当該事業会社の社名に変更され、上場を続けます。
SPACの上場規則には「新規上場後2年~3年以内に買収または合併を完了すること」などの条件を満たす必要があるため、調達した資金は買収または合併が決まるまでは信託保管されますが、新規上場後2年~3年のあいだに買収または合併先企業が決まらない場合は、資金は株主に返還されます。
なお、De-SPACの結果、新規で発生した発行体が、PTP銘柄(※)に該当する場合、当社ではお預かりできない可能性がありますのであらかじめご了承ください。

PTP銘柄とは
2023年1月1日以降、PTP(Publicly Traded Partnership)銘柄を売却した場合、米国における連邦税として、売却代金に対して10%の源泉徴収が行われるという規則がIRS(米国国税庁)から公表されております。
これに伴い、当社ではPTPに該当した銘柄については買付停止を行い、売却処理を行うことがありますのであらかじめご了承ください。