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ブル・ベアファンド特集

中・上級者向け 上昇局面でも下落局面でも利益が狙える ブル・ベアファンド

相場の上昇のみならず、下落局面でも市場の値動きより大きなリターンを狙うことができるブル・ベアファンド。
その特性上、投資初心者の方や長期の資産運用に向くものではありませんが、うまく活用することによって短期で大きな収益を狙うことが可能です。

ブル・ベアファンドとは

ブル・ベアファンドとは、株式指数などの一定の指数におおむね連動して、あらかじめ決められた倍率の値動きを目指すファンドです。
この倍率が、ブルファンドは2倍など正の数字、ベアファンドは-2倍など負の数字です。
(ブルファンドは指数が上昇した時、ベアファンドは指数が下落した時に基準価額が上昇します。)

ブル・ベアファンドは、活用することによって高いリターンが狙えるほか、相場の下落時でも収益を狙えるのが特徴です。

ブル・ベアファンドのメリット
  1. 高いリターンが狙える
    原資産の値動きに対し一定の倍率の値動きを目指すため、短期で高いリターンを狙うことができます。
  2. 下落局面でもリターンが狙える
    ベアファンドを活用することにより、下落局面でもリターンを狙うことができます。

ご注意

予想と逆方向に相場が動いた場合には大きな損失を被るリスクがあります。

豆知識

角を下から上に突き上げて攻撃するブル(雄牛)は「強気」の象徴。上昇相場を意味します。

逆にベア(熊)は上から爪を振り下ろすため「弱気」の象徴。下落相場を意味します。

マネックス証券取扱いの主なブル・ベアファンド

マネックス証券では、基準価額が対象となる市場等の値動きの-5倍~4.3倍程度の値動きを目指すファンドを取り扱っています。

対象市場/
対象資産
ブル ベア
日本株式
日本債券 -

日本債券ベアファンド(5倍型)

米国株式
中国株式 NZAM・レバレッジ 中国株式2倍ブル -
インド株式 -

マネックス証券のブル・ベアファンド 全ラインナップ

値動きのイメージ

日々の基準価額の値動きが相場(株式市場)の概ね3倍程度変動するブル・ベアファンド(以下、「3倍ブルファンド」「3倍ベアファンド」といいます。)を例に、ブル・ベアファンドの値動きのイメージを見てみましょう。

上昇局面で有利にはたらくブルファンド

ブルファンドは、相場が一方向に上昇する局面において大きなリターンを狙うことができます。一方で下落局面においては、損失の幅が大きくなるため、注意が必要です。

3倍ブルファンド 相場上昇局面におけるイメージ

3倍ブルファンド 相場上昇局面におけるイメージグラフ

3倍ブルファンド 相場下落局面におけるイメージ

3倍ブルファンド 相場下落局面におけるイメージグラフ

下落局面でもリターンが狙えるベアファンド

ベアファンドでは、相場の上昇局面には損失を被ることとなりますが、通常損失が発生する相場の下落局面において、リターンを狙うことができます。

3倍ベアファンド 相場下落局面におけるイメージ

3倍ベアファンド 相場下落局面におけるイメージグラフ

3倍ベアファンド 相場上昇局面におけるイメージ

3倍ベアファンド 相場上昇局面におけるイメージグラフ

ブル・ベアファンドの注意点

倍率が高いファンドは、基準価額が大きく変動します

日々の相場の値動きに対する倍率が高いファンドは、大きなリターンを狙える可能性がありますが、一方で大きな損失を被る可能性もあります。
ご自身の資産状況・許容リスクに鑑み、お申込ください。

倍率ちょうどの変動となるわけではありません

ブルベアファンドの基準価額は、対象となる指数や相場に対して一定の倍率で変動することを目指して運用されますが、以下にあげる理由等により、一定の倍率「ちょうど」の値動きにはなりません。

  • 株式市場の値動きと、利用する株価指数先物の値動きとの差
  • 追加設定および解約に対応した株価指数先物取引の約定価格と終値の差
  • 投資対象とする外国投資信託の売買・評価価額と各種指数等との差異
  • 株価指数先物取引をロールオーバーする過程における、限月の異なる先物間の価格差の変動
  • 信託報酬・監査費用・売買委託手数料・法定開示資料作成費用などの負担
  • 株価指数先物の最低取引単位の影響

など

2日以上離れた日との比較で倍率どおりになるわけではありません

ブル・ベアファンドは、以下の例のように、日々の基準価額の値動きが対象となる指数・相場の値動きの目標倍率となることを目指して運用されるものです。
このため、2日以上離れた期間の比較においては、変化率は倍率どおりになりませんのでご注意ください。

(例)3倍ブル・3倍ベアの場合

基準日 1日目 2日目 3日目
価格 株式市場 10,000 10,300 10,500 11,000
3倍ブル 10,000 10,900 11,535 13,183
3倍ベア 10,000 9,100 8,570 7,346
前日比騰落率 株式市場   +3.0% +1.9% +4.8%
3倍ブル   +9.0% +5.8% +14.3%
3倍ベア   -9.0% -5.8% -14.3%
基準日からの
変化率
株式市場   +3.0% +5.0% +10.0%
3倍ブル   +9.0% +15.3% +31.8%
3倍ベア   -9.0% -14.3% -26.5%

運用の目標


もみ合い相場では、保有期間が長いほど基準価額が下落する傾向があります

ブル・ベアファンドの基準価額は、対象となる相場が上昇したり下落したりを繰り返すと、時間の経過とともに下落する特徴があります。

以下のイメージ図は、例として、株式市場が一定幅で上下を繰り返して元の価格にもどったケースを示しています。この場合の、株式市場の値動きの3倍変動するブル・ベアファンドの値動きをご覧ください。

(例)3倍ブル・3倍ベアの場合

(例)3倍ブル・3倍ベアの場合のグラフ

(例)3倍ブル・3倍ベアの場合の表

ポイント

ブル・ベアファンドは、相場が一方向に動くときに活用するのが有効です。

当コンテンツは、ブル・ベアファンドの一般的な特徴を説明するものです。当コンテンツに掲載の各種グラフ・データは、簡潔に説明するために作成したサンプルであり、申込手数料や信託報酬等のコストを考慮しておらず、また実際の値動きを保証するものではありません。あくまで参考情報としてご覧ください。

レバレッジ型投資信託のご留意事項

  • 基準価額の上昇率・下落率が、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあるため、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
  • レバレッジ型投資信託は、投資対象物や投資手法により、銘柄固有のリスクが存在する場合があります。例えば、原指数に連動させるため、基本的に先物取引を用いた運用を行っており、先物取引コストを負担しているほか、先物取引の期限(限月)を乗り換えることによる、価格変動リスクが生じます。

レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて

投資信託取引に関する重要事項

<リスク>

投資信託は、主に値動きのある有価証券、商品、不動産等を投資対象としています。投資信託の基準価額は、組み入れた有価証券、商品、不動産等の値動き等(組入商品が外貨建てである場合には為替相場の変動を含む)の影響により上下するため、これにより元本損失が生じることがあります。また、外貨建て投資信託においては、外貨ベースでは投資元本を割り込んでいない場合でも、円換算ベースでは為替相場の変動により投資元本を割り込むことがあります。投資信託は、投資元本および分配金の保証された商品ではありません。

<手数料・費用等>

投資信託ご購入の際の申込手数料はかかりませんが(IFAを媒介した取引を除く)、購入時または換金時に直接ご負担いただく費用として、約定日の基準価額に最大0.75%を乗じた額の信託財産留保額がかかります。また、投資信託の保有期間中に間接的にご負担いただく費用として、純資産総額に対して最大年率3.1%(税込:3.41%)を乗じた額の信託報酬のほか、その他の費用がかかります。また、運用成績に応じた成功報酬等がかかる場合があります。その他費用については、運用状況等により変動するものであり、事前に料率、上限額等を示すことができません。手数料(費用)の合計額については、申込金額、保有期間等の各条件により異なりますので、事前に料率、上限額等を表示することができません。なお、IFAコースをご利用のお客様について、IFAを媒介した取引から投資信託を購入される際は、申込金額に対して最大3.5%(税込:3.85%)の申込手数料がかかります。詳しくは当社ウェブサイトに掲載の「ファンド詳細」よりご確認ください。

<その他>

投資信託の購入価額によっては、収益分配金の一部ないしすべてが、実質的に元本の一部払い戻しに相当する場合があります。また、通貨選択型投資信託については、投資対象資産の価格変動リスクに加えて複雑な為替変動リスクを伴います。投資信託の収益分配金と、通貨選択型投資信託の収益/損失に関しては、以下をご確認ください。
投資信託の収益分配金に関するご説明
通貨選択型投資信託の収益/損失に関するご説明
お取引の際は、当社ウェブサイトに掲載の「目論見書補完書面」「投資信託説明書(交付目論見書)」「リスク・手数料などの重要事項に関する説明」を必ずお読みください。

レバレッジ型(ブル・ベア型)商品の取引に関する重要事項

レバレッジ型商品の価額の上昇率・下落率は、2営業日以上の期間の場合、同期間の原指数の上昇率・下落率に一定の倍率を乗じたものとは通常一致せず、それが長期にわたり継続することにより、期待した投資成果が得られないおそれがあります。
上記の理由から、レバレッジ型商品は、中長期間的な投資の目的に適合しない場合があります。
レバレッジ型・インバース型ETF等の投資リスクについて