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ツイン指値の使い方

【動画で解説】

ツイン指値とは、利益確保のための指値注文とロスカットのための逆指値注文を同時に出すことができる注文方法です。

うまく使えばリスクとリターンをコントロールできます。

ケースリスクをコントロールする「売り」のツイン指値

もう少し高くなったら売りたい株があるけれど、売りのタイミングを逃し、値下がりによる損をするのも避けたい方は、ツイン指値の売り注文を出すとよいでしょう。

例えば、100円の時に購入した株式が120円まで値上がりしている場合に、130円まで上がったら売るための指値注文と、110円まで下がったら売るための逆指値の注文を出しておけば、株価がどちらに動いても対応することができます。

指値注文だけしか出していないと値下がりした場合にせっかくの利益を失ってしまう恐れがあり、また逆指値注文だけでは高値を狙うことができなくなってしまいますが、ツイン指値を注文しておけばどちらにも対応することができます。

【こんな方にオススメ】

  • リスクとリターンをコントロールしたい方
  • 昼間は忙しくて株価のチェックを頻繁にできない方

条件付注文のルール

<上記注文の入力方法>

ここがポイント

  • ツイン指値は、はじめに指値注文として発注し、「○○円以上(以下)になれば」というトリガー条件を満たすと注文を訂正し逆指値となります。
    よって、はじめに発注されるべき指値注文が値幅制限等により発注されない[翌発待]状態の場合は、逆指値の発注条件を満たした場合でも元となる指値注文が発注されていないため発注および約定しませんのでご注意下さい。
  • 逆指値の発注価格をトリガー条件と同値にすると、気配値が離れているような時に約定しない場合があります。指値の発注価格をトリガー条件より低めに設定しておいても、そのとき市場に出ている最も高い価格で約定します。この場合、110円で買い注文が出ている場合は105円の指値でも110円で約定します。
  • 条件として選択できる「株価」には特別気配、連続約定気配を含みます。
  • 売買手数料は、通常のご注文と同じ手数料です。
  • ツイン指値で発注した指値注文が一部出来となった場合、逆指値で設定した注文は原則取消となります。ただし、一部出来となったほぼ同タイミングで株価が逆指値注文のトリガー条件を満たした場合は、指値注文の未約定部分は逆指値注文で指定した注文に訂正されます。

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