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注文種別について

注文種類を「指値」「成行」「逆指値(指値)」「逆指値(成行)」「トレールストップ」「トレールストップ %」から選択します。

初期状態では、「指値」が選択されています。

指値

価格を指定して売買する注文方法です。

  • 指定した価格以外で注文が成立することがあります。(買い指値の場合は指定した価格以下で、売り指値の場合は指定した価格以上で注文が成立することがあります。)
  • 指定した価格より不利な条件(指定価格より高く買う、指定価格より安く売る)で取引が成立することはありません。

成行

価格を指定しないで売買する注文方法です。

  • 指値注文より優先して取引が成立します。
  • 早く確実に売買したいときに利用します。
  • 米国株式市場では、値幅制限がないため、株価の変動が激しい場合や商いが少ない(低流動性銘柄)場合などに、予想外の高い価格や安い価格で売買が成立することがあるので注意が必要です。

逆指値(ぎゃくさしね)

価格を指定して売買する注文方法です。

逆指値とは、指値注文とは逆で、指定したトリガー条件(※)より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売り」の注文が自動的に発注される注文方法です。
米国株取引では、「逆指値(成行)」「逆指値(指値)」の2種類が選べます。

「トリガー条件」とは、『株価が○○ドル以下(以上)になったら』というような設定条件のことです。(「トリガー」は、「引き金」や「きっかけ」、「誘因」等を意味します)

逆指値(指値)

  • 逆指値価格はトリガー条件となります。
  • 逆指値価格(トリガー条件)に到達する時、発注される数値を入力します。
  • ここに入力する「指値」は、買い注文の場合は逆指値価格(トリガー条件)以下である必要があります。

逆指値(成行)

  • 逆指値価格はトリガー条件となります。
  • 逆指値価格(トリガー条件)に到達すると、成行で発注されるため想定外の価格(買いの場合は高く、売りの場合は安く)で約定する可能性があります。
  • 流動性が低い銘柄の場合は特にその傾向が高いのでご注意ください。
  • 逆指値価格(トリガー条件)に到達後に「指値」で発注したい場合は、「逆指値(指値)」を選択してください。

トレールストップ

株価の上昇幅、または下落幅に合わせて、逆指値注文のトリガーとなる価格をリアルタイムで自動修正する注文方法です。
逆指値価格が株価に追従(トレール)する逆指値注文(ストップ注文)なため、トレールストップ注文と呼ばれます。

売り注文の場合は、株価の上昇に合わせ逆指値価格が切り上がっていき、株価が下落に転じ逆指値価格に触れると注文が発注されます。
つまり、株価の上昇を追従しつつ反落したところで売るという注文が可能で、損失を限定しながら利益を伸ばすことが狙えます。

一方、買い注文の場合は、株価の下落に合わせ逆指値価格も切り下がっていき、株価が上昇に転じ逆指値価格に触れると注文が発注されます。
こちらは安いところで買いたいが、安値から一定価格上昇したところで買いたい場合(大幅下落からの反発時を狙いたい時など)に活用できます。

トレールストップ注文では、注文発注時の株価を基準に、値幅、パーセンテージ幅のいずれかで逆指値のトリガーとなる価格を指定することが可能です。

トレールストップ(値幅を指定)

  • トレール値幅を指定できます。

トレールストップ(パーセンテージ幅を指定)

  • トレール値幅を現在値を変動率(%)で指定できます。