グローバルな資産運用、リスク管理および投資顧問サービスを提供している資産運用会社、ブラックロックが、その運用手法をつまびらかにします。(現在は更新しておりません)
ブラックロックは前回のコメントでもお伝えしたように、1988年にアメリカのニューヨークを拠点に設立された運用会社です。
今でこそ「ブラックロック」という社名ですが、設立当初は「ブラックストーン・ファイナンシャル・マネジメント」という会社名でした。
「ブラックストーン」というと、もしかしたら聞いたことのある方はいらっしゃるのではないでしょうか。
先日(2007年7月4日)もブラックストーンが米ヒルトンホテルズを買収するというニュースが報じられ、「ブラックストーン」という社名は皆様の記憶にまだ新しいかもしれません。
ブラックロックはブラックストーンの出資を受けて誕生した会社であるため、設立当初の社名は「ブラックストーン・ファイナンシャル・マネジメント」という社名でした。
その後ブラックストーンから離れて、1992年に社名をブラックロックに変更し、3年後の1995年に、PNC(ピッツバーグ・ナショナル・コーポレーション)の傘下で債券の運用会社となり、1999年ニューヨーク証券取引所に上場いたしました。
ブラックロックは1988年の設立当初から「リスクを極小化しつつリターンを極大化する」という極めてシンプルかつ簡潔な使命を揚げて、当時ファースト・ボストン社で債券部門を率いて活躍していたローレンス・フィンク(現最高責任者)らによってモーゲージ証券を中心とした債券の運用会社として設立されました。設立時のメンバーの多くはファースト・ボストン社でフィンクの指揮の下、市場で初めてモーゲージ担保証券(CMO)、アセットバック証(ABS)、優先・劣後型の信用補完を備えたストラクチャード・プロダクトの開発に従事した人たちでした。つまり、証券化商品のパイオニアでもあったのです。
このようにブラックロックはモーゲージ債に関わる最先端の頭脳と技術を基盤として生まれた運用会社であったと言えます。
ブラックロックは会社創業以来(1988年)債券運用において一貫して「管理されたデュレーション」と「相対価値(レラティブ・バリュー)」という運用手法を採用しています。これはブラックロックが金利や為替の方向性や相場観のみから安定した収益を上げ続けることは困難であると考える一方、どのような環境においても市場の様々な領域・局面には相対価値(レラティブ・バリュー)が存在し、リスクを精緻に管理した上でそうした相対価値(レラティブ・バリュー)に安定的な収益を求めることは可能と考えているためです。
こうした基本観に基づき、ブラックロックの債券運用は、単位リスク当たりの超過収益を極大化し、かつそれを中長期的に安定して実現し続けることを運用目標としています。
以上のような債券運用を強みに、マネックス証券を通じてみなさまに『ブラックロック・US・ユーロ債券ファンド』を提供させていただいております。
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