ブラックマンデー

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

ブラックマンデー

こんばんは。今日の下げはホントにキツかったですね・・・胃がキリキリと痛みます。株価急落で半ば放心状態、脱力状態のぼすみんです。

 さて、今回のように世界同時の大幅安になると毎回引き合いに出されるのが「ブラックマンデー」。1987年10月19日(月)、NYダウは508ドル安で1,739ドルまで大暴落。下落率は実に22.6%!これを受けて翌日の日経平均も3,836円安、21,910円に。

 このブラックマンデーについて調べてみると、直前の14日に発表された米の貿易赤字が原因だとか、米の利上げ観測が原因だとか、一連のシステム売買(プログラム取引)のせいでスパイラル的に下げが加速したとか色々言われているようですが。当時、アメリカの財務長官だったベーカーの失言が引き金だった、と見る向きもあるようです。

 ドル高是正のためのプラザ合意が85年。以後、どんどんドル安が進行し、「もうこれ以上のドル安はみんなのために良くない!みんなで力を合わせて為替を安定させようじゃないの」というルーブル合意が87年2月。
 アメリカは「これ以上ドル安が進まないように、他の国の皆さんは金利低めでよろしくね♪」という感じで、日銀もそれに従ったわけですが、安易な利下げを拒んだのが西ドイツのブンデスバンク(別名:インフレファイター)。
これにプンスカ腹をたてたのがベーカー財務長官です。思いっきり意訳すると「利下げしてくれない西ドイツって超わがまま!もしこれで一層ドル安になって、世界経済がメチャクチャになっても、それは僕たちアメリカのせいじゃないぞ!(意訳:ぼすみん)」。

 87年10月16日(金)のこの発言が、週明け19日(月)の暴落につながった・・・という説なんですが、当時まだ子供だったぼすみんは、ブラックマンデーの記憶とかはありません。ところがブラックマンデーのちょうど1年後の88年10月19日、優勝のかかった近鉄とロッテのダブルヘッダーがテレビで生中継されてたのは、「伝説の10・19」としてシッカリ覚えてたりします。(有藤監督の猛抗議も)

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