若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。日経平均が続伸、年初来高値を更新したのは嬉しいですが、今日は株価だけでなく気温の方もグングン上昇!蒸し風呂のような暑さに早くもバテバテ、ぼすみんです。
さて、暑いことで有名なのが埼玉県の熊谷市。2007年8月16日には岐阜県多治見市と並び、観測史上の国内最高気温40.9度をマーク!
その熊谷市、以前一度だけ行ったことがあるんですけど、駅前に『平家物語』で
有名な熊谷直実(くまがいなおざね)の像がありました。
熊谷直実といえば、「敦盛最期」における平敦盛(たいらのあつもり)との一騎打ち。
直実、沖へ逃げようとする敵を
「敵に背中を見せるとは見苦しいぞ!お戻りなさい」
と呼び戻すと、あっさりこの敵を組み伏せます。さぁ首を取ろうと思ってよく見ると、
相手はまだ16ぐらいの子供、直実の息子と同じ年頃です。なんとか助けてあげたい・・・と思った直実ですが、相手は幼いながらも武士らしく毅然としてます。
「あなたにとって私は手柄になる良い敵です。私は名乗りませんが、この首をとって人に問えば、きっと見知った者がいるでしょう」
なんとかこの若者を助けてあげたいと思った直実でしたが、味方の軍勢が近づい
て来たので、今さら逃がしてあげることもできません。
「お助けしたいのはやまやまですが、もう今となっては逃げられません。同じことならこの直実の手にかけて、後々厚くご供養いたします」
「もうよいから、早く首をとりなさい」
・・・この場面はいつ思い出しても切なくなりますね。
この若者、持っていた笛から超大物(平経盛の息子)、敦盛だったことが判明。
我が子と同じ年頃の子供を討ってしまった直実は悩み苦しみ、仏門へ・・・。
名場面が目白押しの『平家物語』、読みやすい現代語訳のもありますので、機会をみつけてぜひご一読を!ぼすみんイチ押しの登場人物は平重盛(平清盛の長男)。重盛は比較的早い段階で死んでしまうんですけど、物凄く立派な人物に描かれていて、とにかくめちゃくちゃカッコいいですよ!
(追伸)
読み物として、こちらもどうぞ。マネックスメールのバックナンバーも収録、『マネックス
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