入社秘話

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

入社秘話

 こんばんは。今日は中国で建国60周年の祝賀行事が開かれたとか。60周年の中国や100周年の山手線には及ばぬものの、マネックスも今年で10周年。節目の年だけに自然と気が引き締まります、ぼすみんです。

 さて、マネックス七不思議の一つとされているのがこの僕、ぼすみんの入社経緯。他の社員と比べ極端にスペックの低い窓際社員は、一体どうやってマネックスに入ることができたのか?社員一同、かなり気になってる様子です。
 あれは僕が大学3年、気温がゆうに30度を超える真夏の日のことでした。 大学ではバリバリの体育会系だったぼすみん、試合で不甲斐なく負けたのを先輩に咎められ、罰として銀座のド真ん中で腕立て伏せを命じられます。 「俺がいいと言うまで、何時間でもここで腕立てやってろ!俺の姿が見えないからって、途中で絶対に手を抜くなよ。見えない所で、ちゃんとお前を監視しているからな!」

 僕らの部は大学生だっていうのに学生帽&学ラン着用が義務。それが銀座の人混みの中、一人で黙々と腕立て伏せをやってるわけですから非常に異様、かなりシュールな光景です。道ゆく人々は僕を見て一様にギョッとした表情。 この腕立ては4、5時間にも及びました。もちろんブッ続けでそんなに長く腕立てができるわけもありませんが、休んでるところを先輩に見つかると更に厳しい体罰が。僕は何度もアスファルトの上に崩れ落ち、脱水症状を起こしながらも必死で腕立てを続けました。

 「君、さっきから何時間も続けてるね。凄い根性だね。」
 途中、サラリーマン風の男性が声をかけてきましたが、見知らぬ人と会話して休んでるところを先輩に見つかるとまずいので、完全無視。
 この男性、僕のことを芸を見せ、お金を集めるストリートパフォーマーか何かと勘違いしたのでしょう。彼は地面に落ちてる僕の学生帽にお金を入れ、優しく温かい口調で言いました。
 「これで何か冷たいものでも飲んでください」

 僕は立ち去ろうとするその男性を呼び止めました。
 「おじさん、待ってください!僕は大道芸やパフォーマンスで腕立てやってるわけじゃないし、あなたのために腕立てやってるわけでもないんです。お気持ちは嬉しいですが、このお金は受け取れません!」

 しばしの沈黙の後、そのサラリーマン風の男性はメガネの奥の瞳を光らせながら、こう言いました。
 「その根性といい、君のことが気に入りました。僕はマネックス証券の松本大と申しますが、卒業したら僕と一緒に仕事をしませんか?」

 ・・・この作り話を今日の今日まで、1年近くにわたって信じ続けていた新入社員が実在します。

(追伸)
10年の月日、あんな事やこんな事もありました。マネックス証券の10周年記念サイトが本日オープン!パソコンなど、素敵な商品が当たるプレゼントもございます。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2009/news9101.htm

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