2010年問題

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

2010年問題

こんばんは。「十年一昔」といいますが、ちょうど十年前はミレニアムの節目、2000年。この年は小渕首相の緊急入院(その後死去)と森首相の誕生、ロシアではプーチン大統領誕生、シドニー五輪、2000円札登場など色々なことがありましたが、やはり一番印象に残っているのは「2000年問題」、ぼすみんです。
コンピューターの誤作動が混乱を巻き起こすと懸念された2000年(Y2K)問題。僕の友人に一人、「人類はコンピューターとか、行き過ぎた文明ゆえに自滅してしまうんだ!今こそ文明を捨て、人類は自給自足、原始の暮らしに戻るべきだ!」と力説してるのがいたんですけど、その彼が今や文明にどっぷりズボズボに浸かりまくったIT企業勤務ですから、まさに十年一昔。

その2000年問題は幸い大きな混乱もなく済みましたが、ここ数年、医薬品業界で話題になっているのが「2010年問題」。これ、大雑把にいうと大手製薬会社が持っていた主力薬の特許が2010年前後から相次いで特許切れに → これにより後発薬(同じ有効成分で作るジェネリック医薬品)が発売されるので、先発薬メーカーはピンチ、というもの。この数年は世界の製薬大手の間で国境を越えた再編も目立ちましたが、これも2010年問題による有形無形の影響があったのでしょうか?医療を受ける立場とすると、値段の安い後発薬は確かに魅力的ですが、そのせいで先発薬メーカーが苦境に → 研究開発費が削られ、新しい薬を作れない・・・となるのも困りもの。難病とかで新薬登場を待ち望んでいる患者さんも多いはず、なんとか製薬会社さんには頑張って欲しいところです。

薬で思い出しましたけど、僕が同僚に誕生日プレゼントとしてもらった本が、呉智英さんの『バカにつける薬(双葉文庫)』。毒にも薬にもならない話でスイマセン。

(追伸)
さすがに十年昔とか、何年も昔の動画はありませんが、ここ最近開催されたオンラインセミナーなら視聴いただけます。いつでもお好きな時にご覧いただけます、オンデマンドセミナー。
http://ondemand.monex.co.jp/

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