若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。日銀が今日発表した資金循環統計の速報によると、国と地方を合わせた債務残高がついに1千兆円の大台を突破したとか(2010年3月末の時価ベース)。いつかは突破するものと分かっていても、いざ突破されるとやはり気が滅入ります、ぼすみんです。
それにしても国の舵取りは凄く頭のいい人たちがやってるのでしょーに、なにゆえここまで借金が膨れ上がってしまったのか?不況による税収減など理由はいろいろありますが、バブル崩壊後の巨額の財政出動もその一つ。
経済学にはたくさんの学派がありますが、「新古典派」と並ぶ2大学派の1つが「ケインズ派」。もの凄く大雑把に言うと、「不況時はテコ入れのため、政府が景気対策を打つべし!打つべし!公共事業などで財政支出を増やし、需要を創るべし!」とする考え方。政府の支出を受け取ったAさんがまずお金を使う→Aさんから受け取ったお金をBさんがまた使う→それをCさんがまた使う、という「乗数効果」で、最初の何倍もの需要が発生!景気回復でみんな万歳!と考えます。
90年代、バブルの崩壊した日本はこれを地で行き、景気対策として財政出動、一度は脱却していた赤字国債を復活させます。一時的に借金は増えるけど、景気さえ回復すれば税収だってアップする。今が頑張り時だ、さぁもう一息!・・・とか言ってるうちに20年近く経過、日本経済は引き続き低空飛行で、気がついてみると借金だけ膨れ上がってしまったような感が・・・。バラマキとも揶揄された一連の策は果たして効果がなかったのか?それともちゃんと効果はあって、あそこで政府が積極的に支出していなかったら、今ごろもっともっとヒドいことになっていたのか?そのへん、非常に気になるところです。ハイ。
(追伸)
こちらは1,000兆円ではなく、1,000円から。マネックスでは、一部の投資信託を1,000円から購入いただけます。
http://www.monex.co.jp/FundGuide/00000000/guest/G606/tsumitate/1000yen_point.htm
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