若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。先週、このコーナーで母がバッタもんの服ばかり買ってくる話を書いたところ、気に病んだ母がTシャツを山のようにたくさん送ってくれました(今度は模造品ではなく、普通の無地)。今さらながら田舎の両親に感謝、ぼすみんです。
さて、今日はニセモノの話から始まったので、歴史に登場する著名人のニセモノ、僭称者の話を。インターネットはもちろん、テレビや写真もない時代。「どうせ本物の顔を知ってる人は少ないし、偉い人になりすますのは簡単!」とばかり、歴史上には高貴な人のニセモノがいっぱい登場。もちろんバレたらタダじゃ済みませんが、昔は身分制度の壁が厚く、平凡な家系に生まれるとなかなか偉くなれない時代。そんな中、リスク覚悟で貴族とか王子様になりすましちゃう一般人が出てくるのも致し方のないところでしょうか。
僭称者がボンボン続出、さながらニセ皇子のバーゲンセールのごとき様相を呈したのが帝政時代のロシア。もっとも、そのほとんどはすぐにバレてあっさり御用となったのですが、稀有な例外として大成功、ホントに帝位についちゃったのが17世紀初頭に登場した「偽のドミトリー」。
帝位継承者が途絶えた空白をつき、10年以上前に死んでるはずの皇子・ドミトリーを名乗ったこの男。隣国ポーランドの後押しもあって、念願の最高峰・ロシア皇帝の座をゲット!これぞ究極の成り上がり!さすがに約1年後にはクーデターで惨殺されてしまいますが、ただの僭称者が1年近くにわたり皇帝の座にあったのは快挙といえば快挙。
ここで興味をそそられるのは偽ドミトリーと結婚した女性、つまりニセ皇妃のお話。彼女は夫が殺された際、命だけは助けてもらうのですが、凄いのはここからです。またまたドミトリーを名乗る別のニセモノ、つまり「偽ドミトリー2世」出現 → ここで元ニセ皇妃は「あの時、クーデターで殺されたと思っていた夫は奇跡的に生きていた!」という設定のもと、夫とはまったくの別人である偽ドミトリー2世と感動の再会を演出。初代と2代目、2人の偽ドミトリーを渡り歩いたといいます。・・・ひょっとしてニセモノマニア?この女性、ニセ皇妃時代はさぞたくさんの宝飾品を身につけていたことと思われますが、それらは本物だったのか、それともニセモノだったのか。非常に気になるところです。ハイ。
(追伸)
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http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/company/huseikanyu.htm-----
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