ガルシア=マルケス

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

ガルシア=マルケス

こんばんは。昨日、帰宅途中の電車内。横にいた女子高生2人組の会話に「ガルシアマルケス」という言葉が登場したので驚きました、ぼすみんです。
ガルシア=マルケスといえば、ノーベル文学賞を受賞したコロンビアの作家。世界的な著名作家とはいえ、日本の女子高生にまで広く知られてるとも思えません。活字離れが伝えられる最近の高校生が、ガルシア=マルケスを読むなんて?

ところがこの女子高生の会話、デザインがどうの、色使いがどうのと、なぜか作家の話をしているとは思えない不可解な内容。帰宅後、気になって調べてみるとバッグや財布などで有名な「ガルシアマルケス」というブランドがあり、作家じゃなくてこっちの話をしてたのか、とようやく納得。

作家・ガルシア=マルケスの代表作が『百年の孤独』。架空の町を舞台にした、とある一族の物語なんですけど、戦争だ、銃殺刑だ、暴動だ、と生々しい話がリアルに描かれる一方、死者が幽霊になって頻繁に現れるのをはじめ、摩訶不思議なエピソードも続出。百歳をゆうに超える長寿人物もいるとはいえ、なんせ一世紀にもわたる話なので登場人物が多く、困ったことにこれがまた同じ名前の人物がズラリ(子供に親や祖父の名前をつけるため、一族はアルカディオとアウレリャノだらけ)。本の冒頭にある家系図を確認しながらでないと、読み進むのが結構大変。

たくさんの人物がいるぶん、その生や死も数多く描かれているわけですが、もっとも謎に満ちた形で物語から姿を消したのが小町娘と呼ばれた美女、レメディオス。あの、これといった伏線もなくホント唐突にふわりと宙に体が浮いて、天高くその姿を永久に消してしまうんですよ(汗)。この仰天事件、作者はいったい何を意図して描いたのか?ひょっとして読んでる僕が鈍感なだけで、実はめちゃくちゃ重要な何かのメタファーが隠されてたりするのでしょうか?・・・このへん分からないので、久々にもう一度『百年の孤独』を読んでみようかと思います。好き嫌いが分かれる作品かもしれませんが、ご興味のある方はご一読を。

(追伸)

ブランドの「ガルシアマルケス」は女性の間ではかなり有名のようですが、こちらも有名企業揃い。「3月株主優待 権利確定銘柄のご紹介」。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2011/news11039.htm

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