12人目のイマーム

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

12人目のイマーム

こんばんは。核開発疑惑をめぐり欧米との緊張が高まっているイラン、昨日はデモ隊が英国大使館を襲撃する事態が勃発!これに対しイギリスのキャメロン首相は報復措置を示唆するコメント!今後の行方が非常に気になる、ぼすみんです。

さて、イスラム教徒を大きく分けるとスンナ派が約9割、シーア派が約1割といいますが、イランはシーア派が圧倒多数。なぜにスンナ派とシーア派に分かれたかというと、これがいつの世にも起こりがちな後継者問題。かなり大勢の登場人物が出てきて話が複雑になるので経緯は割愛しますが、物凄く大雑把に言ってしまうと血筋と関係なく後継者を選ぶのがスンナ派、預言者ムハンマドの血筋を引くアリー(暗殺された4代目カリフ)とその子孫こそ正統後継者と考えたのがシーア派、ということになる模様。

そのシーア派ではアリーこそ特別な資質を持つ後継者、初代「イマーム」という位置付けに。このイマーム位は第2代、第3代・・・と子孫に引き継がれていきますが、なんせシーア派は少数派。迫害を受けることも多かったため、途中で日本における隠れキリシタンのように、途中で信仰を隠しても良いことになったと聞きます。

で、問題は874年、第11代イマームのハサン・アスカリーがこの世を去った時。子供を残さず他界してしまい、脈々と受け継がれてきたイマーム位もここで断絶か・・・と思われたのですが、葬儀の際にミラクルが。突如、5~6歳くらいの小さな少年が現れて、「葬儀の礼拝は息子である自分が行うのがふさわしい」と礼拝を行い、またいずこへともなく去って行ったというのです。すると今の子供が亡くなった11代イマームの息子、つまりは12代目イマーム!?信仰を隠すため、どこかに姿を消していたということか?

この少年は二度と人前に姿を現すことはなく、「隠れイマーム」と呼ばれることに。その行方は今に至るまで誰にも分かりませんが、ひょっとするとその血統は脈々と受け継がれ、今もどこかに何十代目かのイマームが姿を隠しているんじゃないか?いつか、どこかのタイミングでパッと姿を現わしたりするんじゃないか?と考えると、なかなかに興味深いです。ハイ。

(追伸)
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