若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。厳しい寒さが続いています。こんな夜は鍋、それも旬のタラちりを食べたい気分、ぼすみんです。
なんせ魚偏に雪と書いて「鱈(タラ)」と読むほどです。タラが冬に美味しいのは当然ですが、時としてその美味しさが争いを招くこともあるようで、過去3度にわたり勃発したのが「タラ戦争」。
タラ戦争を「ラーメン戦争」とか「デパ地下戦争」のような商戦と勘違いしてはいけません。あの、タラがよく獲れる漁場をめぐって、本当にアイスランドとイギリスが武力衝突しちゃったんですよ(汗)。
1回目は1958年、2回目は72年、3回目は75年から。いずれもアイスランド政府が「もっとたくさんタラを獲ったる!」ってな具合に漁業専管水域の拡大を宣言したのがキッカケ。対するイギリス側も「ここはオラたちの海だ、勝手は許さねぇ!」と一歩も譲らぬ構え。両国漁民どうしの小競り合いはヒートアップし警備艇や軍艦が出動する騒ぎにまで発展、そしてついには砲撃合戦へとエスカレート!
もっとも、アイスランドといえば軍隊を持たない国として有名で、イギリス軍と戦ったのは軍隊ではなく、貧弱な武装の沿岸警備隊。このイザコザも「タラ戦争」と呼ばれてこそいるものの実際には戦争というより紛争レベルで、幸いなことに双方とも死者はゼロ。
で、気になる結末ですけどアイスランドは実にしたたか。世が冷戦の真っ只中にあるのをいいことに、
「ウチの水域を広げてくれないなら、NATO抜けちゃおうかな~。当然ウチの国にあるNATO基地も閉鎖ね。そうなるときっとソ連は喜ぶだろうな~」
と人の弱味につけこむ交渉術で、見事イギリスの譲歩を引き出しました。かくしてタラ戦争はアイスランドが事実上の勝利をおさめて終結!イギリス側はさぞ不満タラタラだったことでしょう。
(追伸)
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