若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)
こんばんは。尊敬する人は古今東西にいっぱいいますが、東芝の創業者にして「東洋のエジソン」と呼ばれた田中久重さんもその一人。日本の発明王とはいかずとも、マネックスの発明王を目指しています、ぼすみんです。
「からくり儀右衛門(ぎえもん)」の異名でも知られる田中久重さんが生まれたのは江戸時代、本家エジソン(1847年生まれ)よりも半世紀ほど前の1799年。油を自動的に補給する照明「無尽灯」、和時計の最高傑作とされ国の重要文化財にもなってる「万年時計(万年自鳴鐘)」などで有名ですが、僕がもっとも興味あるのが弓を放つからくり人形「弓曳童子(ゆみひきどうじ)」。
実はこの弓曳童子、10年ぐらい前に学研の『大人の科学』シリーズからレプリカが販売されたのです。お値段は1万円ほどで、当時の僕にとってはかなりの大金。ぜひ欲しいけど、1万円あったらカレーとメロンパンだけの食生活がかなり改善するしなぁ・・・。
買うべきか買わざるべきか迷いまくってた僕は、ネット上で弓曳童子の動画を見て仰天。あの、とてもとてもゼンマイ仕掛けとは思えない滑らかな動きで、ビシッ!と矢を射るのです。しかも矢を放ち終わると、自ら矢台へ手を伸ばして次の矢をつかみ、再びビシッ!と射るのです。人間そっくりのスムーズな動きで4連射。これは凄い・・・。動画に出てきたのはもちろん市販されてるレプリカですが、おそらく江戸時代に作られたオリジナルの方もほぼ同様の完成度だったのでしょう。黒船が来るはるか前にこの技術、なんたるオーバーテクノロジー!
その弓曳童子、この時は結局予算の関係で購入を見送ってしまい、数年後に再び買おうとした時は無念の売り切れ、販売終了。なんせ創業者が作ったからくり人形のレプリカです。東芝の社員あたりが買い占めちゃったりしたんでしょうか?
「日の丸半導体」エルピーダメモリの破綻を製造業凋落の象徴と見る向きもあるようですが、日本は偉大な先人たちが築き上げてきた「モノ作り大国」。今こそ底力の見せ時です。
(追伸)
「ロボット」という言葉のなかった時代ですが、弓曳童子などのからくり人形はまさに黎明期の人型ロボット。ロボットの投資判断を活かす「マネックスシグナル」、おかげさまで申込者数が1,000名さまを突破しました。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2012/news1202_17.htm
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