毒なしフグ

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

毒なしフグ

こんばんは。東京都がフグの取扱いを規制緩和、有毒部位を取り除いた「身欠きフグ」ならフグ調理師のいない店でも販売できるようになる見通しだとか。めったに食べられない高級魚・フグもこれで少しは安くなるのか?今後に注目、ぼすみんです。

江戸時代には「フグは食いたし命は惜しい」なんて言葉もあったほどで、フグの毒は大変危険。「テッポウ」という別名も「当たる(中毒になる)と死ぬ」ことに由来すると聞きます。加工技術の進歩で今では安心して食べられる魚となりましたが、海にいるフグが今なお猛毒を持ってることには何ら変わりありません。

しかしながら熱い食へのこだわりがなせる業か、最近は「毒なしフグ」を作り出し、肝まで安心して食べられるようにしちゃおう!というプロジェクトが進行中。研究の結果、フグは先天的に毒を持っていたり、自身で独自に毒を作り出す能力があるわけじゃなく、単に毒のあるエサを食べて育ったから体内に毒素が凝縮されてるらしいと判明。細菌が作った毒が貝やゴカイに取り込まれ、さらにそれを食べたフグにも毒が取り込まれ・・・という生物濃縮だったようなのです。

ならば毒のないエサだけ食べさせて養殖すればOK!ってことで、実際に毒が検出されないフグがすでに完成。これら毒なしフグのデータをもとに、佐賀県はフグ肝の食用を認める「フグ肝特区」作りを政府に申請。一度は「データ数も少ないし、まだ100%安全と言いきれないし」と却下されたものの、その後さらに無毒フグ作りの実績を積み、引き続き特区へのチャレンジを続けている模様です。

さて、山口県や九州の一部では幸福の「福」とかけて、フグのことを「フク」と呼ぶ方が多いとか。本日こそ少し下げてしまいましたが、年初には8,500円ほどだった日経平均も最近は1万円の大台が見えてきました。投資家の皆さまにも良い「フク」がありますように!

(追伸)
フグは風船のように体を膨らませ、大きくなる魚としても有名です。これから新たに上場する新規公開株もぜひ大きく育ってほしいもの。マネックス証券では2012年3月15日(木)上場予定のライフネット生命のIPO(新規公開株)をお取扱いしています。

http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2012/news1202_39.htm

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