平安時代の人造人間

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

平安時代の人造人間

こんばんは。春といえば桜の季節。能の『西行桜』は見た事ないものの、この季節になると桜を愛でた歌人・西行を思い出します、ぼすみんです。

西行法師に関するエピソードは多々ありますが、アッと驚く仰天逸話も。なんと西行、秘かに「人造人間」を作っていたというのです。未だクローン人間は作られていないってのに、800年以上前の平安時代になんちゅうオーバーテクノロジー!

つらく厳しい仏門修行に明け暮れる西行、少しでも寂しさを紛らわそうと死人の骨をベースに人造人間を作成。ところが出来上がったのはおよそ人間らしからぬ失敗作で、処置に困った西行はこれを高野山に捨てちゃいます。おいおい、保護責任者遺棄罪とかでつかまるぞ!・・・人に慈悲深くあるのが僧侶の道だと思うのですが、西行も人にあらざる人造人間の事までは知ったこっちゃなかった様子です。

この時代には人造人間作りの名人ってのもいたようで、懲りない西行は次こそ完璧な人造人間を作るべく、名人のもとを訪れ教えを乞います。名人曰く、「ワシはこれまで、もう何人もの人造人間を作ったものさ。詳しい名前は明かせないが、その中には出世して大臣になってるヤツもいるんだぜ」・・・実はご先祖様が人造人間という方、もしいらっしゃいましたら御一報を。

以前このコーナーでご紹介させていただいた通り、「ロボット」という言葉がこの世に初めて登場したのは1921年、チェコの作家・チャペックが書いた戯曲『ロボット(R.U.R.)』。この話の中に出てくるロボットは私たちが思い浮かべるような機械ではなく、バイオテクノロジーで創り出された人間そっくりの人工生命。つまり今でこそ全く違った意味で使われてますが、もともとは「ロボット=人造人間」だったのです。

そうすると平安時代に西行たちが作ったのも、またロボット。「ロボット」という言葉が生まれる遥か前に、我が国はロボットを作っていた事になります。さっすがロボット大国。

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