スローライフ

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

スローライフ

こんばんは。夢は瀬戸内海沿いの小さな町で、釣り糸たらしながらの隠居生活、ぼすみんです。

さて、最近は慌ただしい都会の喧騒を離れ、田舎でのんびりマイペースに暮らしたい、という人々が増えてる模様。また、目まぐるしいスピードで動く世の中に翻弄されることを良しとせず、地に足つけた「スローライフ」と呼ばれるライフスタイルを志向する方々も多い模様です。

便利だけれど、健康的とは言い難いファーストフードへのアンチテーゼか?食べ物においても伝統的な「スローフード」を見直す向きがありますし、やはり行き過ぎた文明社会に安易に迎合したくない!という動きには根強いものがある様子です。

本人たちは別に「スローライフ」や「スローフード」を意識しているわけじゃないのでしょうが、昔ながらの生活様式を頑なに守り続けてることで知られるのが、自給自足を旨とするアメリカの「アーミッシュ」。現代文明に背を向けたドイツ系移民の彼ら、電気や通信機器などは使わず、移動には馬車を使用。

文明の利器に囲まれて育ったアメリカ人の中にも、そんなアーミッシュに憧れたり触発される人はいるようで、名門・ハーバード大学を卒業してカリフォルニア大学の助教授を務めたエリート、セオドア・カジンスキーもその一人。やがてこのカジンスキー、「行き過ぎた現代文明は人間や生態系を破壊する」、「テクノロジーに依存し過ぎた現代人は、逆にテクノロジーに支配される」、という思想の持ち主に。ふむふむ、このへんの警鐘は実に説得力あります。

えっ?えっ?えぇぇぇぇー!?そのカジンスキーが、3人の死者と23人の負傷者を出し、17年間にわたって全米を恐怖に陥れた爆弾魔「ユナボマー」その人だって!?

1978年に小包み型爆弾で犯罪者デビューし、その後も似たような犯罪を繰り返したユナボマーことカジンスキー、御用となったのは1995年。大胆にも新聞社に自分の犯行声明と論文の掲載を要求、「これを掲載すれば犯罪はしない」という理不尽さ。かくしてワシントンポスト紙に『産業社会とその未来』という現代文明を批判する論文が掲載されましたが、その内容からあっさり作者を特定され、あっけなく逮捕 → 終身刑に。・・・なんと言うか、ホント色々な意味で、ダメだこりゃ。

(追伸)

スローライフ、スローフードとくれば、今度は「スローファンド」の出番です。「【特別企画】スローファンドのすすめ」。

http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2012/news1208_24.htm

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