だまし、だまされ

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

だまし、だまされ

こんばんは。本日4月1日はエイプリルフール。毎年毎年だまされ続けたせいで、すっかり捻じ曲がった性格となってしまいました、猜疑心の塊・ぼすみんです。
「女に嘘をつこうとしない男は、思いやりに欠けるもの(オーリン・ミラー)」「男は嘘の国の庶民だが、女はその国の貴族である(アベル・エルマン)」「嘘がなければ、人間は絶望と退屈で死んでしまう(アナトール・フランス)」「好意から出た嘘は、不和を醸し出す真実よりも良い(サーディ)」
・・・古今東西、嘘にまつわる名言・格言は多いようですが、ひときわ異彩を放つのがこの2つ。

「大衆は小さな嘘より、大きな嘘に騙されやすい(アドルフ・ヒトラー)」「嘘も百回繰り返せば真実になる(ヨーゼフ・ゲッペルス)」

ヒトラーは言わずと知れたナチス総統。そんでもってゲッペルスは「プロパガンダの天才」と呼ばれた、ナチスの宣伝相。ドイツ国民はこの2人の嘘、偽り、大言壮語にまんまとだまされちゃったということか?

そんなナチスを逆にだましたのがオランダの美術商、ハン・ファン・メーヘレンという人物。ヒトラーの後継者に指名されたナチスの国家元帥・ゲーリングは美術品収集が趣味で、占有地からあの手この手で世界的名画を持ち去り、片っ端から私物化!そのゲーリング、アムステルダムではオランダを代表する画家・フェルメールの作品を大枚はたいて購入しますが、それらはすべて贋作画家でもあった美術商・メーヘレンの描いた、真っ赤な偽物だったのです。
「国民的画家・フェルメールの名作をナチスに売るなんて、この売国奴!」当初はオランダ国民に罵られたメーヘレンですが、
「誰が本物のフェルメールをナチスなんぞに売るか!ありゃあ全部ワシの描いた贋作じゃっ!」
と真相を明かしたことで一転、メーヘレンは英雄に。オランダの魂とも言えるフェルメールの作品を守ったうえ、ナチスに偽物つかませ、大金せしめることに成功したわけですから、これほど痛快な話もありません。めでたし、めでたし・・・と締めたいところですが、ここで喜ぶのは早計です。

さすがは権謀術数に長けたゲーリング。フェルメールの絵画(に見せかけたメーヘレンの贋作)を購入する際に払ったお金は、すべてニセ札だったことがほどなく判明。これぞまさにキツネとタヌキの化かし合い、ゲーリングとメーヘレンの一戦は痛み分けに終わった模様。え~と、皆さま嘘はほどほどに!
(追伸)
エイプリルフールですが、本日スタートのこちらに嘘・偽りはありません。「米国株取引 デビュー応援! 手数料全額キャッシュバック(上限3万円)」http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G2700/gaikstk/cashbk.htm-----
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