ウルトラマンの日

若手社員の脱力系コラム。脳天気キャラのトホホな日常にあなたも失笑!?とりあえず毎回の「追伸」だけは必見。(毎営業日更新)

ウルトラマンの日

こんばんは。1966年(昭和41年)の今日、国民的特撮番組『ウルトラマン』の放映が開始されたことから、本日7月10日は「ウルトラマンの日」なんだとか。ウルトラシリーズで一番好きなのは、オイルショックによる予算上の制約から光線技など派手な演出を控え目とし、殴る蹴るの空手技を中心に地味に戦い続けた『ウルトラマンレオ』、ぼすみんです。

昭和40年代から平成の現在に至るまで、続々新作が生まれ続けるウルトラシリーズ。本来は子供向け番組でありながら、シリーズ初期の『ウルトラマン』や『ウルトラセブン』あたりは大の大人がいま見ても十二分に楽しめる、ディープな内容。

大人の鑑賞に堪えうるウルトラ初期作、分かりやすい勧善懲悪ではなく、色々と考えさせられたり、後味の悪い話が多いです!たとえば『ウルトラマン』の23話「故郷は地球」に出てくる怪獣ジャミラの正体は宇宙開発競争の犠牲となった宇宙飛行士(まごうことなき地球人)で、その断末魔はトラウマレベル。『帰ってきたウルトラマン』33話の「怪獣使いと少年」は平和を好む友好的な宇宙人を地球人が偏見から惨殺しちゃったために一騒動起きる話で、この話は学校で道徳の教材に使われたとも聞きます。

個人的に強く印象に残っているのは、『ウルトラセブン』6話の「ダークゾーン」。宇宙空間に浮かぶ巨大都市・ペガッサ市(一種のスペースコロニー)には高度な文明を誇るペガッサ星人が住んでましたが、このペガッサ市が故障のため制御不能に陥り、このままだと地球と衝突しちゃう大惨事に。衝突を避けるため、ペガッサ星人は地球の軌道を一時的に変更することを地球人に要求しますが、もちろんそんな芸当ができるはずもありません。

「えぇっ!?地球人は高い科学技術を持っているのに、自分の星ひとつ動かすことができないの!?勝手に回っている星の上に、乗っかって暮らしているだけだったの!?それじゃあ未開の、野蛮な星々と一緒じゃないか!?」
地球は自力で軌道変更できないと聞いて、ペガッサ星人は大慌て。高度な文明を持つ彼ら、惑星なんてそこの住人が自由に軌道をコントロールできて当然と思い込んでいた模様です。そうこうしているうちに、地球とペガッサ市の衝突は刻一刻と迫ります。どーする地球、どーするウルトラ警備隊!?

地球侵略を目論むような悪の宇宙人ならともかく、相手は悪意のない友好的なペガッサ星人です。しかもこれは子供番組。最後は巨大化した主人公・ウルトラセブンがコントロールを失ったペガッサ市の軌道を変えて衝突を回避、めでたしめでたしの大団円になるんだろうな・・・と思って見てたら、これがとんでもない勘違い。

なんとウルトラ警備隊、地球との衝突を防ぐためペガッサ市を情け容赦なく木端微塵に爆破しちゃうのです(汗)。ここで大勢の老若男女が暮らしてたであろう宇宙最高の科学を誇るペガッサ星人たちは、コロニーもろとも宇宙の藻屑に(汗)・・・。円谷プロさん、子供向け番組だっつーのにホントにいいの?
子供の頃に再放送で見て、とにかく衝撃を受けたこの話。ウルトラ警備隊はペガッサ市の爆破前、一応は申し訳程度の避難勧告をしてた記憶はあるのですが、「そんな重要なお知らせなら、もっと告知を徹底しろよ!」
とテレビに向かって思わずつっ込んだ覚えもあり、詳細を確認するため久々にDVDでも借りて再見しみようかと思ってる次第です。皆さま、なんにせよ重要なお知らせは要チェック!

(追伸)
重要なお知らせ繋がりで、「東証・大証統合に関する重要なお知らせ」です。2013年7月16日(火)に東京証券取引所と大阪証券取引所は株式市場の統合を行いますが、この統合にともなう変更点や留意事項をまとめました。
http://www.monex.co.jp/AboutUs/00000000/guest/G800/new2013/news1306_20.htm

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