マネックスメール 2001年11月21日

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マネックスメール 2001年11月21日

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 マネックスメール(第567号 2001年11月21日夕方発行)
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<お知らせ> 11月22日(木)から一般申込開始!
 早稲田大学オープンカレッジでマネックス証券による
 第3回「個人投資家のための実践証券投資」(中級編)開講
 講座は2002年1月9日から(週1回18:30より2時間全4回) お問い合わせは早稲田大学まで
   3208−2248(9:30−17:00、日曜祭日を除く)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 投資信託情報
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
 ただ今ブックビルディング中
 ひまわり解説〜社員勉強中〜
   金利と価格の関係
 マネックスメール解除の方法は一番下にあります
 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
  http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/backno.html

=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
後場一段高で始まるものの、S&Pによる日本国債格下げの話で伸び悩み。
日経平均    10661.08(△ 85.46)
TOPIX    1058.64(△  3.06)
単純平均      440.16(△  1.32)
東証2部指数   1801.87(▲  7.69)
日経店頭平均   1164.35(▲  6.04)
東証1部
 値上がり銘柄数    767銘柄
 値下がり銘柄数    560銘柄
 変わらず       144銘柄
 比較できず        5銘柄
 騰落レシオ(25日) 84.50%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行 指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     736.97(百万株;概算)
 売買代金    716873(百万円:概算)
 時価総額   2978738(億円:概算)
 為替(17時) 123.33円

 朝方は米国株式市場の下落もあり昨日同様利益確定売り、スピード調整といった雰囲気で軟調な始まりでした。しかし新規の売りポジションを取る動きは乏しく、底固い値動きでした。利益確定売りが一巡し、押し目買いのタイミングを探っているという相場環境でした。

 25日移動平均線、一目均衡表の基準線などテクニカル面での節目といえる10500円という水準で押し目買いが増加、急速に下げ渋りとなりました。値がさハイテク株のうち、前日の後場も下げ幅を拡大していたアドバンテスト(6857)が上昇に転じたことも利益確定売りが一巡したという雰囲気を強めました。

 10500円を下支えラインとして前場中頃から上昇転換、ジリ高歩調で前場を終了しました。後場の始まりは前場の展開をみて、売り方の買い戻しが活発化、買い方が損失覚悟の買い戻しを誘う仕掛け的な動きもあり一段高で始まりました。

 日経平均の上げ幅が200円を超えた後場中頃、日本国債の格付けに関する一部報道で相場の雰囲気が変わってしまいました。S&Pの在日代表が日本国債格下げの可能性が高いと語ったと伝わり、円、債券が売られる展開となりました。株式市場は利益確定売りを行い為替、債券市場の混乱を見守るといった雰囲気が強まり急速に伸び悩みとなってしまいました。

 その後別の通信社の取材で、S&Pの在日代表はこの様な発言を行っていないというコメントが伝わりました。しかしすでに利益確定売りを行い、様子を見るという雰囲気が強まっており、後半は方向感の乏しい相場展開となってしまいました。

 10500円を下支えラインとして、再度上値を試すという展開になっていた場面で、日本国債の格付けに関する報道によって勢いを止められた相場となってしまいました。ただチャート的には上値を試すという形は維持しています。
 米国株式市場が22日休場、日本が23日休場という点から、明日は様子見気分を強め、来週以降に備えるというという相場環境となりそうです。

◆個別銘柄◆
アドバンテスト(6857) 7280円(△20):100株単位
 昨日の後場、牽引役と期待されていた値がさハイテク株は下げ渋る中、同社は下げ幅を拡大して終了。しかし逆に本日は利益確定売りは一巡という見方が早い段階で広まり、寄り付き直後から上昇転換。後場中頃まで上げ幅を拡大するものの、日本国債の格付け引き下げの話で市場全体に手控え気分が広まり伸び悩み。

千代建(6366) 140円(▲14)
 前日市場全体が調整色を強めたことで低位個別材料株のひとつとして値を上げました。しかし逃げ足の速い資金が中心で、本日値がさハイテク株が出直りムードを強めたことで手仕舞い売りが先行。

あさひ銀(8322) 102円(△8)
 前日業績予想の下方修正を行いました。とりあえず目先の不透明感が後退したことで買い戻しが先行、100円の大台を回復。ただ銀行株は各行の決算発表が連日予定されていることで、売り方の買い戻しは入っても新規の買い意欲は回復せず。

アラ石(1603) 657円(△100):100株単位
 天然ガス事業に本格進出という報道、これを手掛かりに買いを集め、ストップ高買い気配となりました。採掘権問題などを材料にこれまでも荒い値動きを演じており、その思惑で買いを入れる動き。

NTT(9432) 48万6千円(▲1万8千円):1株単位
 決算発表を控え手控え気分が強まる中、財務次官がお昼に2001年度2次補正予算の財源に関して質問され、NTT株の売却も議論となると発言。需給悪化懸念が再び強まりました。

日石三菱(5001) 579円(△27)
 先週後半から市場全体が出直りムードを強める中、石油株はOPECの足並みが乱れ需給不安から原油価格の急落を嫌気して軟調な展開を続けていました。原油価格がとりあえず反発、米国株式市場も石油株が値を上げて終了したことを受け上昇。しかし先行き不透明感から後場は伸び悩み。

ケンウッド(6765) 118円(▲42)
 前日中間期決算を発表、連結ベースで38億円の債務超過となったことを嫌気して売りが殺到し上場来安値を更新。先行きの不透明感から買い意欲も乏しく急落となっても突っ込み買いも入らない状況でした。

レインズ(店2688) 205万円(▲16万円):1株単位
 前場中頃国内で2頭目の狂牛病に感染した牛が発見されたという報道がありました。この報道で売りが増加、一時ストップ安まで値を下げました。反対に狂牛病対策関連銘柄という位置付けの紀文フ(4065)は、上げ幅を拡大する展開。

三井住友(8318) 732円(△35)
 後場中頃に16時から業績修正と今後の財務政策に関して記者会見を行うと伝わりました。前日業績の下方修正を行ったあさひ銀(8322)が、目先の不透明感は後退という見方で値を上げていることもあり、大引けにかけてジリ高歩調。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高アラ石(1603)   +17.95 △100   657 278.9住軽金(5738)   +16.04  △13    94  2938トキメック(7721) +13.46  △14   118   192世紀東(1898)   +12.90  △12   105   217ミスミ(9962)   +12.43 △500  4520  45.3
東証1部値下がり上位
   銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高ケンウッド(6765) −26.25  ▲42   118  8268A&AM(5391)  −12.82  ▲10    68    56旭硝子(5201)    −9.73  ▲73   677  6483兼日農(7961)    −9.70  ▲20   186    51石塚硝(5204)    −9.63  ▲16   150    38
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比あさひ銀(8322)     37745    102      △8三井住友(8318)     24231    732     △35東ガス(9531)      18383    348      ▲6丸紅(8002)       18253    108      △4NEC(6701)      12876   1231     ▲51東芝(6502)       12507    535      △1兼松(8020)       12065    217     ▲22富士通(6702)      11087    985     ▲15大和銀(8319)      10740    109      △9大ガス(9532)      10457    330      △4
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比NTTドコモ(9437)   40520  162万円    ▲6万円トヨタ(7203)      32420   3320     △70ソニー(6758)      18523   5740     △90三井住友(8318)     17358    732     △35NEC(6701)      15808   1231     ▲51UFJ(8307)      15527   45万円    △1千円NTT(9432)      14901 48万6千円  ▲1万8千円みずほ(8305)      13416 34万5千円  △1万6千円富士通(6702)      10973    985     ▲15キヤノン(7751)     10810   4090       0
==============<投資信託情報>=============−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
DKA株式オープン 最新銘柄組入れ状況
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組入銘柄上位10社

1.任天堂
2.富士写真
3.AOL タイム ワーナー(外国株式)
4.ホンダ
5.コナミ
6.エーザイ
7.セガ
8.クレセゾン
9.オリックス
10.NTTドコモ

(11月16日現在、DKAディスクローズ資料より)

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 投資信託基準価額(11月20日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           6,115(−60)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(11月20日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 25.36(−0.20) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.83(−0.05) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.61(−0.15) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 16.24(−0.08) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 18.92(−0.38)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (11月21日午後2時30分現在)
 買付レート                   123.10
 解約レート                   122.60

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========11月21日      <継続 その2>

(まず始めに昨日のつぶやきの「プリンティング」(刷り込み)ですが、インプリンティングの間違いでした。書いていてどこか変だなと思っていたのですが失礼致しました。御指摘頂いた方ありがとうございます。)
昨晩タクシーに乗っていて運転手さんと話していたのですが、平均的なタクシーは毎月1万キロ以上で4年間は走るそうです。ざっと走行距離50万キロ程度になります。普通の車は10万キロも走るとガタが出てきますから驚きです。これは常に一定のペースで動かし続けているので機械の負担が少ないからでしょう。昔郵便屋さんの乗っていたスーパー・カブは、遠心クラッチのため配達でバイクから降りている間もエンジンつけっ放しだったので100万キロ走っても程度が良く、それからまた輸出されて乗り続けられたというような話を聞いたことがあります。継続することは力のいることでありますが、一方継続する方が負担が少ないこともあるようです。しかし政策だけは継続はもうごめんですね。

=============<編集長の独り言>=============随分前にこのコーナーでもご紹介した自動車の車体に広告を掲載するというビジネス、今日の日経新聞33面“ビジネス点描”で特集されています。現在は40台ほどが街を走っているそうです。まだ実際にこの種の車が走っている場面には遭遇したことがないのですが。
確か名古屋近辺ではタイヤホイール部分にタクシーなどが広告を取り入れていたと思います。通常はタイヤと一緒に回転するホイール部分に、回転しないカバーを付けて走るというもの。これを会社の近辺で先日私は目撃しました。名古屋からお客を乗せて来た?という疑問をその瞬間感じたものです。東京近郊でも同じ試みが行われているのでしょうか。
ただ東京近郊での実感として、ボディー全体に広告を入れた車は“渋滞”によって宣伝効果は高いかもしれません。しかし名古屋に比べると渋滞の激しい東京、ホイール部分に広告を入れても、まわりの車の陰でタイア部分はほとんど見えませんでした。
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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
feedback@monex.co.jp

==========<ただ今ブックビルディング中>==========弊社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳細はホームページをご覧下さい。

<明日が募集締め切りの銘柄>
 バンダイビジュアル(4325)
  募集締め切りは11月22日 AM11:00まで
  募集価格 90万円

<明日からブックビルディング開始>
 セラーテムテクノロジー(4330)
  ブックビルディングは11月22日 AM00:00から
            11月28日 AM11:00まで
  仮条件 70万円〜90万円

<募集期間中の銘柄>
 電通(4324)
  募集締め切りは11月27日 AM11:00まで
  募集価格 42万円

<新規取り扱い銘柄>
 ワークスアプリケーションズ(4329)
  ブックビルディングは11月26日 AM00:00から

 ITX(2725)
  ブックビルディングは11月27日 AM00:00から

 ユークス(4334)
  ブックビルディングは12月6日 AM00:00から

詳細はこちら
http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HOM/HOM_VWhats_IPO_GFrm.html

==========<ひまわり解説〜社員勉強中〜>==========テレビのニュースなど、株式市場のTOPIXの終値などが伝えられた後、必ず債券市場の情報も伝えられます。よく「価格が上がると利回りが下がる国債の本日の利回りは〜」などと聞きます。また「金利が下がると価格が上がって債券から株式に資金が移る〜」なども聞きます。そういうものか、と聞き流してましたが、本日はこちらについての解説です。
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<国債とは>
国が発行する債券、いわゆる国の借金のこと。
償還期限により分類すると、超長期国債(15、20、30年)、長期国債(10年)、中期国債(2、3、4、5、6年)、短期国債(1年、6か月)、政府短期証券(3か月)などがある。
発行形態により分類すると、償還期限まで定期的に一定額の利子が支払われる利付国債と、利子の支払いがなく償還期限までの利子相当額をあらかじめ額面金額から差し引いて発行される割引国債がある。利付国債には、利率が発行時に定められ、償還期限まで改定されずに一定利率の利払いが行われる固定利付債と、利率が利払いの都度改定される変動利付債がある。

ニュースなどでよく出てくる「国債利回り」は、1番最近に発行された10年固定利付債の利回りであり(これは毎月新規発行される)、長期金利の指標とされている。

<金利と価格の関係〜具体的な例〜>
〜その1〜
利率2%、額面100円で発行された国債(利付国債、償還10年)がある。10年後のトータルで考えると120円になる国債(額面100円の償還と、金利2円×10年=20円)。
債券市場は、株式市場と同様、売りたい人と買いたい人の需給関係で価格が変動する。例えば、発行後すぐにこの国債を90円で買ったとする(償還までの残存期間は10年)。

1年の金利利益は、利率2%なので2円
1年の償還差益は、1円(額面100円−買付価格90円=10円÷10年)(この償還差益は、実際は10年後に額面100円が償還されて得られる利益)
1年で3円の利益(金利2円、償還差益1円)を買付価格で除すと、
3円÷90円=3.33%の利回り、となる。
→ 債券価格が下がる(90円)と利回りが上がる(3.33%)

〜その2〜
その1と同じ国債を110円で買ったとする。
1年の金利利益は、利率2%なので2円
1年の償還差益は−1円
 (額面100円−買付価格110円=−10円÷10年)

1年で1円の利益(金利2円、償還差益−1円)を買付価格で除すと、
1円÷110円=0.91%の利回り、となる。
→ 債券価格が上がると(110円)利回りが下がる(0.91%)

<最終利回り>
上記の計算を式にすると、
最終利回り=(年利息+(償還価格−買付価格)÷残存年数)÷買付価格

故に、価格が変動しても利子や償還される額は変わらないので、価格が上がれば金利(利回り)は低下、価格が下がれば金利(利回り)は上昇する。

最終利回りは、投資者が債券を購入し、償還期日まで保有した場合の利回りのことで、償還時に発生する額面と買付価格との差に利息収入を加え、1年あたりで投資金額に対してどれだけの割合になるかを表す指標。
最終利回りに対し、直接利回りとは、償還時に発生する額面と買付価格との差を考慮せず、投資額に対して1年間に支払われる利息収入の割合を表したもので、(表面)利率を買付価格で除して算出される。

<金利が下がると価格が上がって債券から株式に資金が移る>
例えば、市中の金利が引き下げられたとする。分かりやすくいうと公定歩合(教科書的にいうと、銀行が日本銀行から借入れをする際に基準とされる金利。ただし、最近はほとんどこの金利での日銀貸し出しは行われていない。)が下がれば、それに連動するように市中の短期金利が下がる。

銀行は資金を安く借入れられるものの、貸出レート(金利)もそれに伴い下がり、即ち運用益が限られてしまう。同じ資金額を運用するのに国債の方が魅力的であれば、国債への需要が高まり、債券価格は上昇し国債の利回りは下がる。次第に購入価格が高くなり、利回りが低くなってしまう国債への投資のうまみが薄れた時、債券から株式に投資対象を移行(シフト)されたりする。
このように、金利の上下で資金の行き先が変わってくることもある。

<国債の大量発行による影響>
国債の発行量が実際のニーズよりも多ければ、(発行時の)利率を高くしないと買い手が足りなくなる。利率を高くするということは、長期金利が上昇する、金利が高いと借りにくくなる。また、利率を高くすれば、利払い費用が増えるということで、政府にとって「固定費」が増加する。国民の福祉や教育費、経済活性化などの政策的費用へお金が回らなくなることもある。
金利の固定費、償還するお金、政策的費用を賄うために、また国債を発行する。→悪循環

<日本の債券の格付け>
米国2大格付け機関の一つムーディーズ・インべスターズ・サービスが、日本政府が発行・保証する国債など円建て国内債券の格付けを引き下げ方向で見直すと9月に発表された。現在の格付けは最上級から2段階低い「Aa2」。さらに一段階引き下げられると、G7の中でイタリアと並ぶ最低水準となるそう。借金の額は減らないデフレ下では、国や民間企業などが債務を返済する際の負担が事実上、増えてしまう仕組みを指摘。経済全般に悪影響を与えていることに言及した、そうです。

<銀行の国債保有〜参考〜>
不景気であると、国の信用で保証されている国債や比較的安全とされている債券に資金が向かう。また、企業など貸し出し先がない(運用先がない、若しくは安全とされる企業への貸し出し先がない)銀行などは、資金を債券で運用せざるを得ないのが現状、と言われている。債券が買われ、債券の相場が高騰しているということ。

日本銀行によると、銀行の国債保有残高は7月末現在で65兆円、過去2年間で2倍以上に増えている。(読売経済ニュースのサイトより)
民間の銀行が保有している国債を大量に売却するなどすると、国債の価格が値下がりして長期金利が急上昇する懸念があり、価格が下落すれば、国債を大量に保有している銀行などは、含み損を抱えることになる、ということが考えられる。
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<感想>
利回りはどうなるか考えて計算していたら、ふと、何かこれ昔やったことがあるような・・。最終利回りの計算は去年受けた外務員資格の試験問題の一部でした。わたしってばか。。。ところで、本日21日から24年ぶりに国債のCMが放映されるそうです。女優の竹下景子さんが出演されるとか。個人、若年者に国債を買って欲しいという財務省のお考えだそうです。CMの費用はやっぱり税金、国債?でしょうか。おわり
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<おまけ>
今年の目標は、以前から行きたかった仙台の牛タン屋へ行く、というささやかなものでして、これは6月に実行したので心置きなく年を越せるひまわりです。ただ、あと半年もの間何の目標もないのは良くないと思い、読者から紹介してもらった小説「日本国債」を読むことを後半の目標にしました。外資企業の雰囲気やディーラーのお仕事、国債を大量発行する財務省、赤字国債などちょっと勉強になる面白い本でした。そろそろ来年の目標を考え始めたひまわりです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
<財務省〜国債等に関する情報〜>
   http://www.mof.go.jp/jgb.htm

<公定歩合>以前に解説したものです
   http://www2.monex.co.jp/j/monexmail/backno/2001/20010214.html
<投資のヒント>
   http://www.monex.co.jp/static/MONEX/FPN/FPN_VOpening_GFrm.html
<マネックス用語集>
   http://www.monex.co.jp/static/MONEX/HLP/HLP_VQandA_GFrm.html−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
皆様からの率直なご意見、ご質問をお待ち致しております。
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