マネックスメール 2002年6月21日

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マネックスメール 2002年6月21日

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 マネックスメール(第707号 2002年6月21日夕方発行)
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本日の目次

 マネックス相場概況
 資産設計情報
  資産設計への道〜その23 マネープランナーで資産設計
  投資信託基準価額
 コラム ・マネックス社長 松本大のつぶやき
     ・編集長の独り言
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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=============<マネックス相場概況>===========<相場概況>
前日の後場で売り方の買い戻しは一巡、買い手不在の中、力なく下落する展開。
日経平均    10354.35(▲258.63)
TOPIX    1002.35(▲ 20.62)
単純平均      409.66(▲  4.82)
東証2部指数   1817.48(▲  5.90)
日経店頭平均   1209.18(▲  3.84)
東証1部
 値上がり銘柄数     335銘柄
 値下がり銘柄数    1016銘柄
 変わらず        141銘柄
 比較できず         3銘柄
 騰落レシオ(25日) 79.91%
  注:値上がり銘柄数と値下がり銘柄数の比率です。
    一般的に120%台に上昇すると高値圏、70%台に下降すると    底値圏といわれる先行指標です。
    計算は25日ベースで行っており、値上がり銘柄数、値下がり銘    柄数は25日間の累計で計算しています。
 売買高     626.73(百万株:概算)
 売買代金    615812(百万円:概算)
 時価総額   2865953(億円:概算)
 為替(17時) 123.34円

 前日の後場、売り方の買い戻しが活発化して上げ幅を拡大する展開で終了しました。しかし金曜日の本日は、この前日後場の展開によってすでに売り方の買い戻しは一巡したといった雰囲気の強い始まりとなりました。

 買い戻し一巡、新規のポジション取りが手控えられる中、米国株式市場が大幅続落となり、ドル売りから円高が進行している状況です。買い手不在の中で手仕舞い売りが優勢となり、下げ幅を拡大する前場の相場でした。

 円高によって自動車株が全面安で始まりました。ホンダ(7267)、トヨタ(7203)などは、ハイテク株を手掛け難い場面で日本を代表する国際優良株として値を上げた銘柄群でもあります。最近ではこれらが値を下げて始まると、海外勢の日本売りという懸念が高まり、市場全体に先行き不安が広まる要因となりました。

 後場に入ってからは、手仕舞い売りも一巡といった雰囲気から下げ渋りで始まりました。ただ前場のジリ安歩調が止まっただけで、値を戻す雰囲気は乏しく、安値圏でのもみ合いが続きました。売り方、買い方双方とも週末のポジション整理は終了し、手控え気分が強まる中、安値圏で静かな値動きが続きました。

 先物主導という相場展開になっています。現物株市場での手控え気分は強まり、ポジション整理の売り買いが中心となりました。先物市場でも後場は手控え気分が強まり、小幅なレンジでのもみ合いとなってしまいました。

 住友鉱(5713)、サンデン(6444)などを一部の目先筋が手掛ける動きがありました。ただ短期値幅取りが中心となっており、市場全体の物色意欲は後退してしまいました。

 国内要因では手掛かりが見当たらず、米国株式市場では業績の不透明感、企業会計への不信感などが高まり、相場の先行きが読めない状況になっています。さらに米国独立記念日に向けたテロへの警戒感から、物色意欲回復の兆しも見当たらない状況となっています。

◆個別銘柄◆
ホンダ(7267) 4900円(▲160):100株単位
 円が123円台半ばまで上昇、自動車株は全面安という始まりとなりました。特に最近の相場では、同社、トヨタ(7203)、富士写(4901)などハイテク株を手掛け難い場面で値を上げることの多かった日本を代表する国際優良株の下落は、海外勢による日本売り懸念を高める要因。

JR東(9020) 55万円(▲3万1千円):1株単位
 本日が第3次売り出しの受渡日となり、売り出し価格決定後順調に値を上げたことで利益確定売りが先行。相場全体の下げ幅が拡大、ディフェンシブ銘柄という位置付けの同社ですが、需給の関係で終始軟調な値動き。

サンデン(6444) 433円(△48)
 プジョーシトロエングループからカーエアコンのコンプレッサーを大量に受注と報じられ、これを手掛かりとした買いを集め買い気配を切り上げる始まり。ただ大幅上昇で寄り付いた後は、利益確定売りで上げ幅を縮小しました。
日精工(6471) 501円(▲29)
 前日同社とNTN(6472)の業務提携報道で急騰。しかし目先筋が速報に飛びつく展開で、金曜日の本日追随買いは乏しく、手仕舞い売りが優勢となりあっさりと反落。逃げ足の速い個別材料株物色でした。

東電(9501) 2415円(△5):100株単位
 123円台半ばまで円高が進行、相場全体が下落する中、円高メリット業種、ディフェンシブ銘柄という位置付けで電力・ガス株は堅調な展開となる銘柄が目立ちました。

田村電(6712) 243円(△10)
 真空中と同じように空気抵抗をほとんど受けないフライホイールを開発したと報じられました。目新しい低位個別材料株として、個人投資家中心に手掛ける動きがあった模様ですが、売買高もあまり膨らまず前場早い段階から手仕舞い売りで伸び悩みました。

NTTドコモ(9437) 28万4千円(▲1万円):1株単位
 相場全体の下げピッチが速まり、時価総額の大きい同社に対する売り圧力が高まる状況。また個人投資家が信用取引の担保と使うことも多い同社ですが、相場の下落で評価損拡大、追証発生などで投げ売り状態になっている部分もある模様。

三菱電(6503) 531円(▲12)
 後場に入って、ボーイング機向けの次世代アンテナの設計製造を受注したと伝わりました。この速報直後から下げ渋りを見せましたが、積極的に買い進む勢いは乏しく売買高もあまり膨らみませんでした。

◆ランキング◆
東証1部値上がり上位
    銘柄        上昇率   上昇幅    終値   売買高サンデン(6444)  +12.46  △48   433  4296日特建(1929)    +9.19  △40   475   717トプコン(7732)   +8.82  △30   370   209渋谷工(6340)    +7.87  △61   836     3長野銀(8521)    +6.97  △24   368    56
東証1部値下がり上位
    銘柄        下降率   下降幅    終値   売買高OSG(6136)   −11.99  ▲62   455   260コープケミ(4003)  −9.30   ▲8    78    33山水電(6793)    −9.09   ▲1    10   350ホウスイ(1352)   −8.43   ▲7    76    26スクリーン(7735)  −7.18  ▲46   594  2649
東証1部売買高上位
    銘柄           売買高     終値     前日比三井住友(8318)    25673    582     ▲19日立(6501)       13909    766     ▲11三菱重(7011)      13172    362     ▲17野村HD(8604)     11921   1665     ▲76新日鉄(5401)      11706    191      ▲3日興CG(8603)     11463    574     ▲38日産自(7201)      10428    817     ▲26東芝(6502)        8994    473     ▲14三洋電(6764)       8058    504     ▲22大和銀G(8601)      7395    732     ▲37
東証1部売買代金上位
    銘柄          売買代金     終値     前日比JR東(9020)      37910   55万円  ▲3万1千円ソニー(6758)      26887   6020    ▲260野村HD(8604)     19914   1665     ▲76三井住友(8318)     15001    582     ▲19NTTドコモ(9437)   14652 28万4千円    ▲1万円トヨタ(7203)      13841   3050     ▲60武田(4502)       11565   5070    ▲190キヤノン(7751)     10581   4390    ▲150日立(6501)       10565    766     ▲11NTT(9432)       9958 48万5千円  ▲2万1千円
=============<資産設計情報>==============もうお使いになりましたか?
マネーステーション、マネーエクスプレスにマネープランナーが追加され、マネックス・マネー3兄弟が揃いました。
今回の資産設計への道はマネープランナーの説明です。

−−−−−−−−−−−<資産設計への道〜その23>−−−−−−−−−−

マネープランナーで資産設計

お金のことを真剣に考えるとき、まず知っておかなければいけないことが2つあります。それは
● 自分の資産が今どこにどの位あるのか(現状)、そして
● これからその資産をどのように運用していくか(将来)
です。

でもこの両方をしっかり見ていくのは結構手間がかかるものです。例えば自分の預貯金や株・投信の合計金額がいくらあるか、と聞かれても、いくつかの銀行や証券会社に分かれている残高を足し上げる必要がありますし、その残高も毎日変動しています。

そしてこれからどのように資産を運用していくかを考える時も残高をチェックしながら、定期的に見直しを行い、外貨の金額を増やしたり、預金の残高を減らしたりと調整しないと効率的な運用はできません。

専用の家計簿ソフトを使ったり、スプレッドシートで管理をしている方もいるようですが、残高を自動集計して表示するツールがあると便利なので続けて使うことができます。

そこでマネープランナーの出番です。これはマネックス以外の金融機関の残高を一覧表示するマネーステーションのサービスに資産アドバイスの機能を結合したサービスです。

もう少し詳しく説明しましょう。こんな機能があります。

● マネーステーションでリアルタイムのデータを一覧表示
マネーステーションはマネックス証券の資産状況に加え他の金融機関の残高も一覧表示される(アカウント・アグリゲーション)サービスです。現在は、みずほ銀行、新生銀行などのデータが一覧できますが、今後対象となる金融機関を追加する予定です。

● マネックスの資産設計アドバイス
資金計画、リスクに対する考えかたなど9つの質問に回答するとマネックスからのアドバイスを表示。現状の配分との差額をグラフと一覧表で表示します。
● 最長40年先までの資産金額を予測
「資産金額の将来予想」をクリックすると、現在の資産とこれから積み立てる金額を運用した場合、資産がどのように増えていくのかシミュレーションできます。資産毎のリターンは変更可能ですから数字を変更して結果がどう変わるか見ることができます。

そして入力されたデータは自動保存されますから、毎回入力をする手間が省けます。(マネーステーションを使った他の金融機関の残高はリアルタイムでデータ取得し、データの保存はいたしません)

マネックス証券のメンバーの方であればマネーステーション、マネープランナー、どちらも無料でご利用いただけます。ログイン後、アセットレビュー画面からマネーステーションを選択してください。マネープランナーはマネーステーションの中にボタンがございます。

資産設計を簡単に、でもしっかりとやっていこうという方にマネックスは便利なツールで応援していきます。是非一度使ってみてください。

(マネックス証券 資産設計部 内藤 忍)

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ご意見・ご要望はこちらまで・・・
feedback@monex.co.jp  「資産設計部」宛にどうぞ

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 投資信託基準価額(6月20日現在)
 ザ・ファンド@マネックス           5,978(+32)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外国投信基準価額(6月20日現在、Jシェア、USドル)
バンガード・トータル・ストック・M・I・F 22.98(−0.31) バンガード・ウェルズリー・インカム・F   20.36(−0.11) バンガード・スモールキャップ・インデックス 18.81(−0.11) マサチューセッツ・インベスターズ・トラスト 14.39(−0.22) MFS ストラテジック・グロース・ファンド 14.90(−0.40)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 米ドル為替レート (6月21日午後2時30分現在)
 買付レート                123.40(−0.60) 解約レート                122.90(−0.60)
========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========6月21日        <夏至 再び>

マネックスが生まれてから、もう4回目の夏至です。夏至については何回かつぶやいてきたので、もうネタもないかと思ったのですが、いろいろ考えるとまた一つ面白いことに気が付きました。
夏至は太陽が最も高い日ですが、日本ではいつも太陽は南にあります。南半球だと、どうもしっくりしませんが、太陽は常に北にある筈です。一番しっくり感がないのは、北回帰線と南回帰線の間の地域での太陽の振る舞いです。ある季節は真上、ある季節は南、そしてある季節は北にある筈です。太陽が東から出て西に沈むことには変わりはありませんから、このような地域では一年中日陰になる側というものが基本的に存在しないことになります。やはりそれに応じて建物の間取りとかも考えられるのでしょう。なんか不思議ですね。

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=============<編集長の独り言>=============昨日放送のドラマ、ビッグマネー、来週木曜日が大納会となりそうです。銀行を悪役とするドラマ、あまり無かったと思いますが、あのドラマに対し銀行関係者からテレビ局への抗議などは行われなかったのでしょうか。数年前、鈴木保奈美さんたちが出演するドラマの中で、最も人柄の良い役の出演者が証券会社に勤務しており、ノルマ等々に追われ、顧客のお金に手を出し、最後自殺するシーンに対して証券業協会は即刻抗議したことがありました。
昨日のドラマ内、赤いものは赤字を連想し、ディーラーは最も嫌う。という台詞がありました。個人的にはあまり耳にした覚えがないです。QUICK画面では、値上がりが“赤い文字”で表示されます。証券会社のトレーディングルームでは、壁一面に取り付けられた株価ボード、値上がりは“赤”、値下がりは“緑”という表示です。赤=不吉という印象はないのですが・・・。
全面高、活気付いているマーケットでは視界の全てで赤い点滅が踊るといった雰囲気。まるで明日のサッカーワールドカップ、韓国チームが戦う光州スタジアムのように。
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