マネックスメール 2004年9月21日(火)

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マネックスメール 2004年9月21日(火)

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 マネックスメール<第1262号 2004年9月21日(火)夕方発行>  http://www.monex.co.jp/
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本日の目次
 マネックス相場概況
  バンガード・海外投資事情 第141回
  生活設計塾クルーの「お金よもやま話」
  伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ
  ファンドマネージャー清水氏の相場の見方
  投資信託基準価額
 コラム
  マネックス社長 松本大のつぶやき
 ただ今ブックビルディング中
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 またバックナンバーは以下でご覧頂けます。
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============<マネックス相場概況>============<相場概況>
好業績銘柄を中心に底堅い動きだが上値も重く、方向感なく小動き

日経平均            11,080.87 (▲ 1.62)
日経225先物         11,040 (▲30 )
TOPIX            1,116.02 (▲ 2.53)
単純平均             420.97 (△ 0.34)
東証二部指数           3,036.00 (▲38.77)
日経ジャスダック平均       1,781.13 (▲21.67)
東証一部
値上がり銘柄数          507銘柄
値下がり銘柄数          927銘柄
変わらず             149銘柄
比較できず            3銘柄
騰落レシオ           104.19%
売買高            12億9436万株(概算)
売買代金          9817億0300万円(概算)
時価総額          340兆0817億円(概算)
為替(17時)          109.97円/米ドル

 日本市場が3連休となっている間の米国市場は原油高などの悪材料があったにもかかわらず、半導体関連銘柄等、ハイテク銘柄を中心に堅調な展開となっていました。それを受けた日本市場の連休明けの相場はハイテク銘柄を中心に買い先行の始まりとなりました。ただ、寄り付きの買い一巡後は積極的な買いも見られず、押し目買いが入り底堅く堅調な動きとはなっているものの逆に上値の重い展開となりました。先物へのまとまった売り買いもなく、小動きのまま安値に近いところで前場の取り引きを終了しました。

 後場の寄り付きは前場の引け値とほぼ同じ水準で始まりました。昼の市場外取り引きはそれほど大きな金額ではなく、売り越しであったとの観測でしたが後場の寄り付き段階では大きな影響はありませんでした。その後、先物に散発的にまとまった売りが出てするすると値を崩す展開となり、日経平均も前日終値を下回っての推移となりました。

 後場の寄り付き前に大引けの売り買いの注文があり、ETFの組成に絡む動きではないかとの観測から目先筋の思惑を呼び、先物の動きなどにも神経質になる場面も見られましたが、結局引けは目先筋の手仕舞い売りに向かう形で売り買いが入り、値嵩株の一角が高いなど一部の銘柄の動きで指数は戻しました。大引けは日経平均やTOPIXは戻しましたが、ディーリング銘柄など動きの良い銘柄への換金売りや見切り売り、株式分割を嫌気した売りに押される銘柄が多く、日経ジャスダック平均は安値引け、二部株指数もほぼ安値での引けとなっています。

 先物にはややまとまった売り買いも見られましたが散発的な動きとなっており、超短期の小掬い商いが中心の動きとなっていました。オプションも大きな動きはなく、ヘッジのプット買いが若干見られる程度で出来高も少なくなっていました。

◆個別銘柄◆ 相変わらず個別材料株が賑わい、目先的な動きが活発
UFJHD(8307) 464,000円(△20,000):1株単位
国際興業グループ向けの貸出債権の全額売却や、大京(8840)の経営再建の支援に産業再生機構を活用することが報じられたことで、10日ぶりに反発しました。不良債権処理が進展していると評価されているようです。

大 京(8840) 177円(▲27)
UFJ銀行が同社の経営再建の支援を産業再生機構に申請する方針を固め、減資も活用する方向と報じられたことで、一定の株主責任が問われることを懸念した売りが膨らみ、大幅安となりました。

メディビ(2369) 105,000円(▲16,000):1株単位
先週末に円建て転換社債型新株予約権付社債を14億円発行すると発表したことで、潜在株式数の増加に伴う将来の一株利益の希薄化や需給悪化を嫌気して売られました。マザーズの値下がり率ランキングでも上位に顔を出しています。
キヤノン販(8060) 1,404円(△17)
デジタル複合機の多機能化をさらに推進し、2005年の複合機の売上高を2004年見込み比10%増の1,100億円に引き上げると報じられたことを好感して買われ、反発しました。

がんこ炎(3340) 1,200円(▲300):100株単位
上場2日目の本日は、利食い売りが先行しているようです。同日上場したベネフィット・ワン(2412)も大幅安となっており、共にジャスダック市場の値下がり率上位に顔を出していました。

帝臓器(4514) 1,047円(△100)
米投資会社のダルトン・インベストメンツが、同社に対し経営陣による企業買収を提案したことを発表した、と報じられたことを手がかりに買われました。報道によると、同投資会社は1株1,200円で2,400万株取得する方針とのことで、同社株式はストップ高で取引を終えました。

AOCHD(5017) 1,118円(△23):100株単位
NYの原油先物市場で、1ヶ月ぶりに1バレル=46ドル台をつけたことから反発しました。連休の谷間で、米FOMCを控えていることもあり、見送り気分の強い中で、当座の投資対象として短期資金が向かったようです。

◆ランキング◆
東証一部値上がり上位
 銘柄(コード)      上昇率   上昇幅    終値  売買高(株)ニチモウ(8091) +18.41% △44 283 22,718,000三井鉱山(3315) +18.39% △55 354 40,179,000巴コーポ(1921) +15.38% △92 690 7,037,000大東紡(3202) +11.00% △12 121 770,000帝臓器(4514) +10.55% △100 1,047 54,000
東証一部値下がり上位
 銘柄(コード)      下落率   下落幅    終値  売買高(株)大 京(8840) −13.23% ▲27 177 14,922,000MISAWA(1722) −6.87% ▲26 352 5,505,000第一パン(2215) −6.78% ▲15 206 2,153,000長谷工(1808) −6.42% ▲14 204 14,110,500豊田紡(3116) −6.17% ▲145 2,205 630,900
東証1部売買高上位
 銘柄(コード)       売買高(株) 終値 前日比三菱自(7211) 125,918,000 120 △5カネボウ(3102) 88,761,000 160 △14ナイガイ(8013) 46,241,000 125 △10新日鉄(5401) 41,725,000 254 △4三井鉱山(3315) 40,179,000 354 △55りそなHD(8308) 30,280,000 164 ▲3住 金(5405) 29,117,000 131 △2ニチモウ(8091) 22,718,000 283 △44いすゞ(7202) 20,737,000 291 △10大 京(8840) 14,922,000 177 ▲27
東証1部売買代金上位
 銘柄(コード)       売買代金(千円) 終値 前日比UFJHD(8307) 53,780,447 464,000 △20,000ソフトバンク(9984) 30,172,490 4,790 △50三井住友(8316) 19,954,875 625,000 ▲11,000みずほ(8411) 15,759,898 422,000 ▲4,000ソニー(6758) 15,490,235 3,760 ▲20三菱自(7211) 15,059,970 120 △5NTT(9432) 14,156,181 438,000 ▲2,000三井鉱山(3315) 14,134,084 354 △55トヨタ(7203) 14,066,386 4,180 ▲10松 下(6752) 13,852,922 1,487 ▲31
※株式分割銘柄に関してはマネックス証券WEBサイトのログイン後の画面の[投資情報]→[株式周辺情報] の[株式分割]をご活用ください。

=============<資産設計情報>==============−−−−−−−<バンガード・海外投資事情 第141回>−−−−−−−−
予期せぬ収入がはいったら?」

 今回のマネックスメールでは、将来のための貯蓄や、老後への積立といった話題ではなく、「予期していなかった収入が入ったときどうするか?」について考えてみましょう。

 思いがけない大きな収入は、経済的には安定をもたらすかもしれません。しかし、多額の臨時収入には様々な問題も絡んできます。新しく手にした資産を取扱う際には、慎重な判断と計画性が必要です。

 多額の臨時収入といっても、その資金源は様々です。事業の売却や年金プランの配当なども考えられますが、多くの人に可能性が高いのは遺産相続でしょう。

 「遺産相続は宝くじに当たったり、会社のストックオプションで大儲けたりするのとは全く別次元のものです」“The Wise Inheritor(賢い相続人)” (2003年)の著者アン・ペリー氏はこのように述べています。遺産相続には、相続人同士の争いや混乱など複雑な心境が伴いがちです。心理学の見地から見ると、遺産は他のお金とは違う性質のものと言えるでしょう。

 ペリー氏は祖母の遺産を受け取った後に“The Wise Inheritor”を書いています。祖母の遺産は「ゴー・フィッシュ」という有名なカード・ゲームの版権を含んでいたために相当な金額になりました。 (このカード・ゲームは彼女の祖母が1950年代に普及させたものです。)

 遺産の額や種類は様々ですが、ある共通性を持っています。ペリー氏は、ほとんどの場合において、遺産相続人が「すべきことと、すべきでないこと」として、以下の項目をあげています。
 1.悲しみに浸る時間を持つこと
 悲嘆の感情は判断力を低下させるかもしれません。早急な決断は避けましょう。すぐに下さなければならない財政的な決断はそれほど多くないものです。時間をかけてじっくり考える時間を持つことが大切です。
 2.近親者、特に亡くなられた方の配偶者の感情に十分配慮すること
 遺産相続は人間関係に大きな影響を与える可能性があります。
 3.仕事を辞めてしまわないこと
 多くの人々が遺産相続から得られる収入を過大評価する傾向にあります。
 もちろん、遺産相続で得た資金をどうするかを考えなくてはなりません。ペリー氏は次のステップを決定するまでの間、マネーマーケットファンドに投資することを勧めています。その後に、全体の5%から10%を自由に使える資金として取っておき、残りの資産を投資に回すとよい、とアドバイスしています。

 「投資の決断をする時は、その資金が遺産でも、あるいは他の資産であっても基本的には同じだと考えてください」と、バンガード・パーソナル・ファイナンシャル・プランニング・サービスの責任者カブレラ氏は言います。「多額の遺産相続は、金銭感覚を変えたり、収入は減ってもやりがいのある仕事に転職するなど、人生に大きな変化をもたらすかもしれません。しかし、どのような場合でも投資方法を選ぶ過程は同じなのです。」

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※投資信託をお申込みの際には、「目論見書」にて詳細をご確認下さい。

========生活設計塾クルーの「お金よもやま話」=========『昨年、今年、来年と手取りが減る?!』

「手取り額ってこのように計算するのですね。知りませんでした」
生活設計塾クルーに相談に来られるお客様のほぼ全員がおっしゃる言葉です。ファイナンシャルプランニングを行うにあたって、「年収」と「手取り年収(可処分所得ともいいます)」は、きっちりと区別して把握します。
「年収」と「手取り年収」、それぞれ何を足して、何を引くかわかりますか?知ってそうで知らないことのひとつです。
まず、「年収」ですが、これは勤務先が1年間にその人に支払った報酬のこと。源泉徴収票の「支払金額」の欄にある数字がソレにあたります。残業手当のような各種手当も含んだ金額となります。ローンやクレジットカードの申し込みの際に尋ねられるのが年収ですね。

一方「手取り年収」とは、年収から所得税と住民税、社会保険料を差し引いたもの。FPが重要視するのは「手取り収入」です。使える金額を正確に把握することは家計運営上とても大切なことですし、同じ年収でも扶養家族の有無によって手取り額は変わってくるからです。
多く人が「知りませんでした」というのは、何かひとつの書類を見れば記載されているわけでないからでしょう。手取り年収を計算するには、源泉徴収票と住民税がわかるものが必要で、それらを見ながら計算しなくてはならないのです。

さて、昨年と今年は多くの人にとって手取りが減るような制度改正がなされています。昨年のボーナスは、社会保険料がたくさん引かれて手取りが減ったと記憶している人も少なくないでしょう。これは「社会保険料の総報酬制の導入」によるもので、年収に占めるボーナスの割合が多い人ほど影響を多く受けています。ボーナスの割合が少ない人、またはまったくなかった人は、反対に手取りが増えています。

今年の改正は…。1月からは「配偶者特別控除」が一部廃止されています。無収入または年収103万円以下の配偶者がいる人に影響があります。10月からは厚生年金保険料が少しアップします。

来年実施が決まっていることは…。65歳以上の年金受給者にとってつらい年になりそうです。各種控除が廃止または縮小になるので、これまで年金に税金がかからなかった人にも税負担が発生します。
4月に国民年金の保険料がアップし、6月より住民税の配偶者特別控除の一部が廃止されます。

「これでもか」というくらい税金と社会保険料の負担アップの改正が続きますね。こんなに何年も負担増の改正が相次いて実施されるのはかつてないことです。しかし、国は来年以降もさらなる増税を考えているようです。
この時期、来年度以降の税制改正について検討されていて、その中に「定率減税の縮小(段階的廃止)」があります。定率減税が廃止されると手取り収入に与える影響はかなり大きくなります。景気は本格的に回復しているわけではないのに増税に次ぐ増税。国の台所はかなり火の車ということですね。

増税、社会保険料負担増、どちらも手取り収入が減ることを意味します。年収が600万円の人を例にこの数年間の手取り額の推移を見てみましょう。(40歳未満の会社員、妻は専業主婦、小さい子供が2人、ボーナスは年間4ヶ月のケース)
●年収が600万円と横ばいだったときの手取り額
2002年:約515万円
2003年:約509万円
2004年:約506万円
2005年:約503万円
2006年以降で定率減税が完全廃止されると:約497万円
という試算結果になります。制度改正がなかった2002年に比べるとおよそ18万円も「使えるお金」が減るのです。

クルーはいつも「平均値や一般論に振り回されない家計管理を身につけましょう」と提唱しています。増税時代の今こそ「我が家(自分)のお金の決算」を実行に移すべきでしょう。少しずつ手取りが減ることを前提に来年の予算を立ててみる、ちょっと怖いことですが、漠然とした不安を数字に置き換えてみると変化に強い家計が出来上がります。
(生活設計塾クルー 深田晶恵)

◆生活設計塾クルーよりお知らせ ◆
メンバーの内藤真弓がNHK総合テレビの「くらしと経済」に専門家ゲストとして出演します!9月25日(土)朝9:15〜9:50。テーマは『超・低金利時代 銀行と上手につきあう方法』です。お見逃しなく!
http://www.fp-clue.com

−−−−−−−<伊藤洋一のマーケットあっと・らんだむ>−−−−−−−−

 ゴーンさんが社長に就任する前の日産はどうして駄目だったのか。経営手法の欠陥、日本的しがらみなどいくつか指摘があった。しかし私がもっとも信じているのは、当時の日産の経営トップは実はあまり自動車が好きではなかった、という説だ。「好きこそものの上手なれ」とはよく言ったものだ。好きだからこそ良い車を作ろう、その為に経営を改革しよう、そしてそれを買って貰おうとする。その気持ちが買う人に伝わる。会社が「上手」に動く。

 ゴーンさんの「自動車好き」は有名な話だ。ホンダの創始者の本田宗一郎さんもバイク好きで有名だった。その熱意が良い車を作る。会社のラダーをただ上がってきただけの人は、結局は製品に対する愛情に欠ける。自分の会社の製品を愛さない、さらには平気で悪口を言う社員、特に経営者が多い会社は駄目だ。社員や経営陣の「しらけ」が消費者に知らずに伝わる。伝われば消費者の購買意欲は萎える。萎えは伝搬し、忌避に繋がる。
 
 最近よく思う。「日本のプロ野球球団の経営者達は、実は野球が嫌いなのでは」、と。なぜなら、もし本当に野球が好きだったら、「たかが選手が」などという発言は、どこからも出てこようがない。本当に野球が好きだったら、「球団を減らそう」などとは思わないだろう。球団経営者のサイドから我々に伝わってこない最大のものは、「野球に対する愛情」だ。対して、選手達は一生懸命ファンサービスに尽くした。彼等のファンに対する「申し訳ない」という気持ちは伝わってきた。彼等は少なくとも野球が好きだ。野球ファンが選手達につくのは当たり前だ。

 だから思う。テレビでも言ったが、実や野球が嫌いではないかと思える経営者側が選手を押さえつける形でこのストを終わらせ、また古田が涙するような状況になれば、来年の日本のプロ野球は悲惨なことになるだろう。パリーグの一部球団が狙う巨人カードも今年以上の視聴率低下に見舞われることは必至だ。来年日本のプロ野球が今年以上に良くなるためには、
 1.新規参入を認め、球団数を「6−6」に戻す
 2.その上で、セパの交流戦を行う
 3.加えて、各球団は球場に来る子供(将来のファン)などに対してサービスを行い、地域に根付く努力をする しかない。そして野球が好きな若い経営者が球団経営に携わることだ。これは長期的な課題だが。そして思う。株を買うなら、自分の会社が好き、自分の会社の製品が好きという社員、経営者が多い会社がいいと。社員が平気で自分の会社の悪口を言うような会社は駄目だ。単純だが、有効な戦略だと思っている。

伊藤洋一(いとうよういち)住信基礎研究所主席研究員。専門は国際経済・デジタル経済・金融であるが、大学講師、ラジオ・テレビの出演、雑誌寄稿など多数。最新著書は「グリーンスパンは神様か?」。HPにもファンが多い。http://www.ycaster.com/

−−−−−−−<ファンドマネージャー清水氏の相場の見方>−−−−−−−

 株式市場における「バブル」というと、特殊な状況を思い浮かべる方も多いと思いますが、いつでも簡単に起こり得るもので、それをテーマにしている研究者も見られます。

 先日、日本証券アナリスト協会、日本ファイナンス学会の共同セミナー「投資家行動、将来予想とバブル」という演題のセミナーに参加しましたが、このなかで早稲田大学の広田真一助教授は、実験室で架空のマーケットを作り、特定の現象を検証する「実験ファイナンス」という研究成果を発表されました。この研究では人間の行動パターン、心理バイアスなどに起因する「行動ファイナンス」の中で論じられる様々なバイアスを「実験」により、検分することが可能であり、今後の研究成果が待たれる分野です。

 特に興味深かったのは、バブルの発生メカニズムについてのセッションで、短期「投機」の条件下では、実験室においてもファンダメンタル価格を大きく上回るバブルというべき状況が発生したという結果です。広田氏はこの実験のインプリケーション(示唆)として、「短期の投資家はバブルを発生させる。そしてその場合、将来の価格予想は、ファンダメンタルなアンカーを失う(ファンダメンタルズと関係ない価格形成となる)。また企業の存続期間よりも投資家の投資期間が短い場合、特に新興株、成長株、ハイテク株など配当が出てくるまでに時間がかかる株式ではバブルが発生しやすい」という仮説を立てています。

 これらの研究成果については、マーケット参加者なら誰もが感じているようなテーマの実験室における検証であり、結果に対してはある程度納得できる部分も多いと思います。これまでの効率的市場仮説では、市場が効率的であり、買い注文、売り注文などを通じて、プロが持っている情報が瞬時に価格に反映されてしまうから(ストロング型の効率性)プロでもなかなか儲からない、といった考え方が通説になっています。しかし、広田氏は市場が効率的だから儲からないのではなく、市場が非効率的だから儲からないと考えます。

 マーケットは非効率であり、株式市場には超過リターンを上げる機会が残っているというのは、プロの運用者にとって好ましい結果です。一方、その状況下で株価は必ずしもファンダメンタルズを反映させるとは限らない、というのが悩ましいところです。この結果は謙虚に受け止め、こういった状況下で如何にマーケットに勝つかを考える努力が必要かもしれません。

◆「DKAアセットシンフォニー」
内外の株式、公社債等にバランス良く分散投資を行うバランス型ファンド。清水ファンドマネージャーをはじめとする運用チームで安定感のある運用を目指します。

*詳細は当社ホームページをご覧ください。投資信託をお申込みの際には、「目論見書」をご確認下さい。

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投資信託基準価額(9月17日現在)
 ザ・ファンド@マネックス               7,291 (−38)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
外国投信基準価額(9月20日現在)
<米ドル建>
 バンガード・トータル・ストック・M・I・F     26.43(−0.14) バンガード・ウェルズリー・インカム・F       21.36(±0.00) バンガード・スモールキャップ・インデックス     23.70(−0.08) MFS ストラテジック・グロース・ファンド     16.34(−0.06)
 適用レート(9月21日午後2時30分現在)
             買付110.11(+0.54)  解約109.61(+0.54)
<ユーロ建>
 フィデリティ・ヨーロピアン・グロース・F      12.68(±0.00)
 適用レート(9月21日午後2時30分現在)
             買付134.58(+0.43)  解約133.58(+0.43)

========<マネックス社長 松本大のつぶやき>=========
9月21日    <プロ野球>

相変わらずプロ野球界は大揉めに揉めています。私は必ずしもプロ野球に詳しく思い入れの厚い人間でもないので、うかつなことを言うと、微妙な琴線を解していない可能性が高くて恐いのですが、それでもやはり思うことがあります。その1:パ・リーグ6球団目が新規参入するならば、1年後よりも、コーチ、トレーナー、フロントなどの人員が合併球団の1社からすぐに調達出来る”今”の方が容易でありコストも低いだろうという意見は至極もっともだと思う。その2:3社が新規参入に名乗りを上げているが、最初にリスクを取って手を挙げた堀江さんが先ず尊重されるべきだという意見は至極もっともだと思う。その3:今時インターネット関連の会社がプロ野球のスポンサーに1社もない方が、時代の流れとして不自然だと思う。
その4:クラウンライターズ、太平洋クラブ等々色々な会社がスポンサーになってきて、今更”審査”もあるだろうか。少なくとも、現在プロ野球界の経営はうまく行ってない訳で、その経営陣が、新規参入会社の審査をするというのもおかしな話だと思う。
その5:かつての東証の会員権のように、12コの球団経営権を自由に(もちろん反社会的勢力などの排除の仕組みは必要ですが)売買出来るようにしたらいいのではないかと思う。保証金を予め全球団が払い込んでおいて、転売出来ない場合は保証金が没収される。しかし実体的審査はしない。
その6:いっそのことJリーグの川淵キャプテンに野球界全体の経営指揮を執ってもらったらどうかと思う。
−等々、まぁ月並みな意見ですが、多くの人が思っているように、私も思います。いずれにしろ、早期解決を望みます。長嶋監督が元気だったら、ここまで泥沼化する前になんとかなったのではないかという意見も聞かれますが、正にその通りです。私はアンチ巨人ですから、必ずしも長嶋氏のファンではありませんが、たかが人間されど人間、戦争になるもならないも1人の個人のコミュニケーション能力に依る場合もありますから、彼のような存在は大切です。しかしそう考えると、オリンピックでの「監督不在」の中での敗退も含めて、プロ野球界のポスト長嶋作りがされてこなかったことも遠因でしょうか。やはり何事に於いても、集中よりも分散が現代のテーマでしょうか。

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ご意見や、皆様の身近な投資情報は、こちらまでお寄せ下さい。
mailto:feedback@monex.co.jp


==========<ただ今ブックビルディング中>==========当社取り扱いの新規公開銘柄のブックビルディング期間等の日程を掲載します。詳しくはホームページをご覧下さい。

−−−−−−−−−−−<新規公開株の公募/売出>−−−−−−−−−
<明日からブックビルディング開始の銘柄>
チップワンストップ(3343) マザーズ
ブックビルディングは 9月22日(水)AM0:00から
             9月29日(水)AM11:00まで
  仮条件は500,000円〜600,000円

ワンダーコーポレーション(3344) ジャスダック
ブックビルディングは 9月22日(水)AM0:00から
             9月29日(水)AM11:00まで
  仮条件は750,000円〜850,000円

<ブックビルディング中の銘柄>
 電源開発(9513) 東証(所属部未定)
  ブックビルディングは 9月24日(金)AM11:00まで
  仮条件 2,500円〜2,700円

 興銀リース(8425) 東証(所属部未定)
  ブックビルディングは 9月24日(金)AM11:00まで
   仮条件は1,100〜1,300円

 ジー・エフ(3751) マザーズ
ブックビルディングは 9月27日(月)AM11:00まで
  仮条件 250,000円〜290,000円

<新規取り扱い銘柄>
エイチ・エス証券(8699) ヘラクレス
ブックビルディングは 9月24日(金)より

ワイズマン(3752)ジャスダック
ブックビルディングは 9月28日(火)より

 アートコーポレーション(9030) 東証2部
  ブックビルディングは 10月4日(月)より
 
 新華ファイナンス・リミテッド(9399) マザーズ
  ブックビルディングは 10月8日(金)より

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